こんにちは、そみです。今回はおすすめのコミックエッセイの紹介。
韓国の友人が「これ面白いよ~」とプレゼントしてくれた本、『ソウルで新婚生活。 新妻ヨ-コちゃんの韓国暮らし /大和書房/たがみようこ』は、韓国に嫁いだ日本人女性のコミックエッセイです。
この本、日本でも韓国でも発売されているのですが、韓国でも結構人気だったそうで、友人曰く、自文化を客観的に見られて面白いんだとか。
結構昔に出版された本なので、韓国好きの方ならご存知の本だと思います。
私も噂で面白いと聞いていたので、前からずっと読もう読もうと思っていていたのですが、なかなか機会がなく…。最近友人がプレゼントしてくれたことがきっかけで、やっと読むことができました。(韓国語版ですが)
この本の面白いところは、韓国あるあるがこれでもかというほど詰まっていること。
韓国文化に身を置いた経験がある方なら、「そうそう!こんなことあるある!!」と笑いながら共感できる内容だと思います。
今回は本の中で一番印象深かった韓国あるあるを、私自身の体験談を元にちょこっと紹介してみたいと思います。
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映画の余韻などない
韓国の映画館って、韓国人の国民性が一番目立つ場所だと思います。
私が結構衝撃的だったのが、映画のエンドロールを最後まで観る人が一人もいないということ。
エッセイにも、映画の本編が終わった瞬間、館内の電気がつき、みんなすぐに起立&退場するということが書かれていましたが、本当なんですよね~。
あのせっかちさには正直驚きました。
感動的な映画を見た後は、エンドロールでじ~んと余韻を味わうのがいいのに…。余韻のかけらもないんですよね(笑)
終わった瞬間すぐさま起立する彼らの姿を見るたびに、この国の人とのスピード勝負には絶対勝てないな…なんて思ったり。
あと、日本人は映画を見ているときは比較的静かにしますが、韓国の人は周りにお構いなしに感情を出します。
面白いシーンでは声を出して笑い、悲しいシーンではアイゴー嵐が起こったり。映画よりもそっちの方が面白かったりするんですよね。
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地下鉄のお節介おばちゃん
韓国のおばちゃんはとにかく最強。というのはもう有名すぎる話ですが、地下鉄に乗る度に未だに驚くことがあります。
以前、重い荷物を抱えて地下鉄に乗ったときのこと。
満席だったので、仕方なく座席の横に立っていたのですが、前に座っていたおばちゃんが、いきなり私の荷物を取り、自分の膝に置きました。
うとうとしていたので、一瞬誰かに荷物を取られたのかと思いましたが…重そうだから私の膝に置いていいよ、というおばちゃんの気遣いでした。
申し訳なくて何回も断っても、大丈夫だと言い張るおばちゃん。
日本ではありえないことなので少し困惑しましたが、おばちゃんの温かいさに後からじ~んとしたり。
エッセイの著者も同じ体験をしたそうなので、おそらく韓国に住まれている多くの方が、韓国おばちゃんのお節介ぶりを目の当たりにしたことがあると思います。
他人との関係が希薄になっている日本社会にいてると、韓国の情の厚さが羨ましくなったりします。なんとなく心地よく感じたり。
見知らぬ女の人の服の毛玉を取ってあげているおばちゃんは、さすがに3度見してしまいましたが…。
やっぱり日常が面白い!
このエッセイにも書かれていたように、韓国はやっぱり日常が面白い国だな~と改めて思います。
一人で旅行してても、絶対誰かと会話することになりますし(というか話しかけられますし)、一日に何回も面白い光景に遭遇します。
もちろん「それはないでしょ!」と思うことも多々ありますが結局、やっぱり面白い!って思ってしまうから、渡韓がやめられないんでしょうね。
結婚なんかしたら、もっとすごい日常が見られるんだろうな~なんて思いながら、このエッセイを楽しく読みました。
韓国あるある満載のユニークなコミックエッセイです。
韓国語の勉強、韓国文化の勉強にもなると思うので、まだ読んでおられない方は是非読んでみてくださいね!おすすめです。
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