最近読んだ「モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには」という本。
旅しながら働き、海外を点々と暮らすためのノウハウやマインドが書かれている本です。
私は海外大好き人間である上、最近はパソコン1台でフリーランスとして活動しているので、こういった生き方には興味深々。
今は自宅やカフェで仕事をすることが多いですが、近い将来旅するように働けたらなあ、なんて思いながらこの本を読んでいました。
旅するように働き生きるために参考になることがたくさん書かれていたので、今回は本の中の印象深かった言葉と「自由に旅しながら生きる」ために必要なことは何かを書いていきたいと思います。
ミニマムライフコスト
ミニマム・ライフコストとは、ぼくがつくった概念で「自分や家族が健康的に生活するために必要な最低限のお金」のこと。これさえわかれば、「これ以上は無理して稼ぐ必要はない」ということに気づくとの同時に、ムダな出費こそがもっともハイリスクな行為、という「お金の本質」を知ることもできる。
引用:『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』 本田直之、四角大輔著 2017
身軽に自由に生きるためには、やっぱりお金を自分でコントロールする力が必要になってきますよね。
そのためには、最低限どれだけのお金を稼げば生きていけるのか(ミニマム・ライフコスト)をしっかり把握し、必要以上のお金、モノを持ちすぎないように引き算式で考えていく必要があります。
世間では稼ぎ方のほうが注目されがちですが、実はこのミニマム・ライフコストを把握するほうが、本当の豊かさへの第一歩なのかもしれませんね。
今の常識を疑う
自分の意思で人生を「デザイン」する。「まとも」や「常識」に縛られすぎない。
引用:『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』 本田直之、四角大輔著 2017
この本を読んで、ノマドとかモバイルボヘミアンという生き方は、安定を求める人には向かない生き方だなってつくづく思いました。
あと自分の意思で決定するのが苦手な人にも向かない。
モバイルボヘミアンは、お金や人、社会に答えを求めない生き方なので、ある人にとってはかなりきついかもしれません。
しかし一方で、「常識」や「理不尽なこと」「非効率なこと」「決まり事」に従いたくない!自分でどんどん考えていろいろやりたい!っていう人にとっては、かなり理想的な生き方だと思います。
私は完全に後者なので、日頃からあまり周りの目を気にせずしたいことをするようにしていますが、自分の人生をデザインしているかって問われるとまだまだ「まとも」に縛られているような気がします。
いろんな意見や考えを柔軟に取り入れるのは大切なことですが、譲れないことには従わないという強さが、自由を手に入れるためには必要なのかも。
スキルをコツコツ
何者かになるための2つの武器 「ベーシックスキル」と「専門スキル」を身につける
引用:『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』 本田直之、四角大輔著 2017
いくら自由に生きたいと願っても、やっぱスキルが無いと何も始まらないですよね。
まあ、これが一番難しいんですが…。
スキルっていってもいろいろあるんですが、 モバイルボヘミアン的生き方のベースとなるのはネットスキルなのかな、と。
やっぱりモバイルテクノロジーを活用できないと移動しながら働くのは難しいです。
ネットスキルというと専門的で難しいイメージがありますが、そうではなくて、便利なツールをどんどん積極的に使っていく姿勢のことを指すのだと思います。
今まで素人には難しかったことでも、ウェブ上で簡単に済ませられる時代になってきたので、活用しない手はないです。
あと、個人的にネットで仕事をする感覚に慣れるのも大切だと思います。
ネットは胡散臭いとか危ないとか抵抗を持っている人意外と多いんですが、もし場所や時間に縛られない生き方がしたいのならば、絶対ネットで仕事する経験を積んでおいたほうがいいと思います。
いきなりパソコン1本でやっていく!っていうのが難しい方は、今の働き方をキープしつつ、隙間時間にネットで稼ぐ経験を積むのがいいですよね。
例えば、以前から何回も紹介しているクラウドワークス とかスキルを売れるココナラ とか、ネットショップが簡単に開設できるBASE
とか誰でもちょっとしたスキルや特技を活かして稼げる時代になってきているので、週末や隙間時間にちょこっと始めてみるのもいいかもしれません。
参入の壁はかなり低いので、興味のあるものからどんどん試してみるのもありです。
私も1年前まではネット初心者でしたが、簡単に取り組めるようなものから始めて、今では一応パソコン1台で仕事ができるようになりました。
「あ、私でもパソコン1台でやっていけるかも」という感覚を一度掴めば、あとはスキルを磨いていって、自信をつけていくだけ。
そうすれば「旅するように働き生きる」が現実味を帯びてくるのかもしれませんね。
でもこういう生き方にも向き不向きがあるので、いきなり独立!いきなり海外でフリーランス!と早まらず、スキルを身に着けつつも小さな実験や挑戦を行ってみるのがいいと思います。
★★★
ということで今回は、「モバイルボヘミアン」を読んで思ったことをつらつらと書きました。
海外で働いてみたい人、今の働き方を変えたい人、時間や場所に縛られたくない人におすすめしたい一冊です。では!
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