こんにちは、そみです。
わたしは韓国に長期留学をしていたこともあり、友人や知人から「留学したらペラペラになれる?」といった質問をよくされるのですが、わたしはいつも「何となく留学生活を送っていたら、全く話せないまま帰ることになるよ」と理想をぶち壊しにするような返事をしています(笑)
というのも、留学に行きさえすれば、韓国語が自然に話せるようになると思っている方が意外と多いんですが、語学勉強ってそんなに甘くないんですよね(笑)
私も留学生活が始まった当初は、そういった甘い考えを持っていて、留学生活3か月目に見事に壁にぶち当たりました(笑)
しかし、コツさえ押さえて努力をすれば、留学という最高の環境を最大限に活かすことができます。
ということで今回は
- これから留学に行く
- はやく韓国語がペラペラになりたい
- 効果的な韓国語勉強法を知りたい
- 留学生活で心がけるポイントを知りたい
といった方に向けて、”留学生活中のおすすめ勉強法&心がけるべきポイント”を私の経験を元に紹介していきたいと思います。
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留学さえしたら韓国語が上手くなる?
まず、多くの人が誤解しがちな「留学に行きさえすれば、韓国語が自然に話せるようになる」ということについて思うことを書いていきたいと思います。
わたしの経験上、毎日受動的に授業を受けるだけでは韓国語は全然伸びません。
実際私も留学生活3カ月目くらいに「うわ…毎日勉強してるのに全然話せない…。このままじゃやばい」と危機感を感じたのを覚えています。
その後、試行錯誤をしながら出来る限り能動的に勉強するようにしたんですが、ちょっと工夫したことで面白いくらいぐんぐん伸びたんです。
語学勉強ってただがむしゃらに勉強したらいいっていうものではなく、ある程度コツを知って勉強に取り組むことが大切。
せっかく留学という最高の環境で韓国語を学ぶんですから、何となく過ごすのは本当にもったいないことですよね。
新しいことを習ったらすぐ使う
インプットをしたらすぐにアウトプットをする。
これは語学勉強の基本中の基本です。
ただこれが出来ていない人が意外と多いんですよね(私もでした)
語学堂で授業を受けて、新しい文法と単語を覚えて「今日も頑張って勉強した~満足満足!」ではダメなんです。
新しいことを習ったら、とにかく書くか話すかしてアウトプットするのが語学力UPの秘訣です。
例えば、放課後に韓国人の友人と話しまくって、意識的にその日習った言葉を使ってみるとか、その日習った言葉を使って日記を書いたりブログを書いたりするとか、とにかく使いまくるのが大事!
日本で独学しているならまだしも、留学先ならいくらでもアウトプットの場はあると思います。
周りに韓国語話者がゴロゴロいるんですから。
自分でアウトプットすると記憶にも残りやすくなりますし、アウトプットして初めて、新しい言葉を習得したといえる状態になります。
極端な話、とにかくアウトプットを続けてさえいれば必ず語学力は向上します!
メモを持ち歩く
韓国で生活していると、知らない言葉に出会う機会がたくさんあります。
これが留学の魅力でもあるので、常にアンテナをはってこれらを最大限に活かすのが大事。
例えば私は分からないことをすぐに書き留めておけるように、常に小さなメモを持ち歩くようにしていました。
カフェのメニューで分からない言葉があったとき、看板に書いてある単語が分からなかったときなど、忘れないうちにその場でパパっとメモしておき、後でじっくり調べたり韓国人の友人に聞いたりしていました。
これが結構効果的で、そのときの場面やエピソードと一緒に暗記できるので、がむしゃらに単語を覚えるより圧倒的に記憶に残りやすいんです。
メモに分からなかったことをどんどん書いておくと、気づけば自分だけの韓国語単語帳が出来上がってた、という感じになります。
私は今でも留学時代のオリジナル単語帳を大切にしているのですが、単語を見ただけでそのとき誰と何を話していたのか思い出せるから不思議。
とにかく授業以外の時間もアンテナMAXのインプット態勢でいるのがポイント!
無理なく自然に語彙が増えていくのでおすすめですよ。
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韓国語を直してもらうようにお願いする
韓国に留学をすると、韓国人と交流する機会がグンっと増えるんですが、この時もただインプットとアウトプットをするだけじゃもったいない。
もし仲の良い韓国人がいるのであれば、間違った韓国語を直してもらうようにお願いしてみましょう。
というのも、韓国語の先生はガンガン直してくれるんですが、一般の韓国人はちょっとおかしな韓国語でも意味さえ分かれば全然直してくれないんです(笑)
逆の立場を考えてもそうですよね。
間違った日本語を使っている外国人がいても、多少意味が伝わっていれば毎回直してあげたりしませんよね。
でも外国語を勉強している側からすればそこは直してほしいところ。
なので私はいつも韓国人の友達に「もしおかしい部分があればガンガン指摘してね。その方が私もありがたいから。」と伝えていました。
とにかく伝わりさえすればいい方にとっては必要ないかもしれませんが、ちゃんとした韓国語を話せるようになりたい方は是非周りの友人にお願いしてみましょう。
自分の弱点をとことん研究
語学力といっても、読み書きの力や聞き取り力、話す力など、いろいろな観点からはかることができます。
ぺらぺらでも書く力が弱いと語学堪能とはいえないし、逆に読み書きはできても全く話せないっていうのもちょっと厳しい。
日本にいてるときは、主に読み書きの勉強が中心になるので、自分の聞き取り力や話す力を実感しづらいです。
でも留学先では嫌でも韓国語で注文しなきゃいけないし、道を聞かれたら答えなきゃいけないし「うわー自分全然話せてないー。恥ずかしいー!」ってなります。
自分の弱点がありありと見えてくるので、恥ずかしさと悔しさで結構辛いんですが、それを乗り越えるとかなりレベルアップできます。
「自分はどういう場面での会話が苦手なのか」「韓国語でどういうことが出来ないのか」などなど、留学は弱点と向き合える絶好の機会なので、目を背けず環境を最大限に活かす姿勢が大切だと思います。
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日本語をあまり使わないようにする
最後は勉強法というより心構えなんですが、留学先では出来る限り韓国語漬けの生活をしましょう。
留学生活って、行く前はキラキラした生活のように思ってしまうんですが、いざ行ってみるとカルチャーショックとか孤独感が満載なんですよね。(夢を壊してすみません)
もちろん個人差はありますが「韓国語分からない!友達できない!さみしい!」ってなって殻にこもってしまう人が多いです。
結果、現地の日本人とばかりつるんでしまい、あまり韓国語が伸びないまま帰国…なんていうケースも多々あるみたいです。
もちろん日本語を全く使うなという訳ではありませんが、可能な限り韓国人と行動するようにし、分からないなりになんとか伝えようとするサバイバル能力を磨くほうが断然伸びます。
私自身も、留学していた頃はほとんど日本人と絡んでいませんでしたし(おかげでかなり浮いてましたが)下手なりにガンガン韓国の人に話しかけていました。
その結果、韓国語も伸びましたし、留学が終わって5年経った今でも連絡し続けている親しい友人ができました。
韓国語を勉強することが留学の最大の目的であるならば、日本語はちょっと避けるというのが鉄則ですね。
★★
ということで、今回は「韓国留学のとき心がけていたこと&勉強法」を紹介しました。冒頭でも書いたように、留学で大切なのは「何となく過ごさないこと」
せっかく高いお金かけていくんですから、ハイエナのように貪欲に勉強しましょう。
私も「プライドなんて捨ててしまえー!」ってなって勉強した結果、行く前は全く話せなかったのが日常会話に困らないようになり、ニュースや新聞も理解できるようになり、TOPIKの高級にも合格でき、万々歳。
あの時頑張ってよかったー、と心の底から思います。
この記事がこれから留学に行く方へ少しでも参考になればと思います。
ではっ。
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