どうも、そみです。今回は”たおれる”という意味合いの韓国語動詞をマスターしよう!ということで、早速意味や例文を解説していきたいと思います。
”たおれる”という意味で使用する代表的な動詞は「쓰러지다」「넘어지다」「무너지다」の3つです。それぞれ使用する場面が異なるので、ひとつひとつ見ていきたいとおもいます。
一つ目は「쓰러지다」(ムノジダ)です。
「気絶して倒れる」「疲労で倒れる」「街路樹が倒れる」などを表す動詞です。人だけでなく木や建物などにも使用できるので、一番使用範囲が広いかなと思います。
人に使用するときは、病気や疲労、ショックなどが原因での場合によく使用し、木や建物に使用する場合は立っていたものがバタン!と横になるイメージで使用します。
- 전봇대가 쓰러지다.(柱が倒れる)
- 동생이 과로로 쓰러졌다.(弟が過労で倒れた)
- 강풍으로 나무가 쓰러졌어요.(強風で木が倒れました)
- 무더위에 쓰러져 버렸다.(暑さで倒れてしまった)
続いては「넘어지다」(ノモジダ)です。
こちらは”たおれる”というよりかは”何かにつまづいて転ぶ”というニュアンスが強い動詞です。
人に使用する場合「쓰러지다」が病気や精神的ショック、疲労などの内的要因のときに使うのに対し、「넘어지다」は外的要因、「足を踏み外して」「滑って」などの物理的な力によるもののときによく使います。
- 할머니가 계단에서 넘어지셨다.(おばあさんが階段で転んだ)
- 어제 자전거를 타다가 넘어졌어요.(昨日自転車に乗っているとき転びました)
- 바닥이 미끄러워서 넘어질 것 같아요.(床がつるつるしていて転びそうです)
※「쓰러지다」と「넘어지다」の違い
「길을 걷다가 쓰러졌다.」というと、道を歩いているとき(意識を失って、疲労で、病気で)倒れた、というニュアンスになり「길을 걷다가 넘어졌다.」というと、道をあるいているとき(つまづいて、足を踏み外して)転んだ、というニュアンスになります。
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最後は「무너지다」(ムノジダ)という動詞です。
これは主に「建物が倒れる」「政府や体制、組織が崩壊する」といった場合に使用します。また「秩序や常識、法が崩れる」といった際にもこの動詞を使用することが多いです。
他にも「결심이 무너지다(決心が崩れる)」「꿈이 무너지다(夢に破れる)」「하늘이 무너지다(直訳:天が崩れる)衝撃的、絶望的な出来事にショックをうける様子」などといった使い方もよくされます。
”たおれる”というよりは”くずれる””崩壊する”といった意味合いが強いですね。
- 지진으로 다리가 무너졌다.(地震で橋が崩れた)
- 혁명으로 정부가 무너졌다.(革命で政府が崩壊した)
- 반나절만에 다이어트 결심이 무너졌다.(半日でダイエットへの決意が崩れた)
- 병에 걸렸을 때 하늘이 무너지는 기분이었다.(病気になったとき、天が崩れるような気分だった。)
★★
ということで韓国語動詞no2.は”たおれる”でした。もし改善点や追加点、気づいたことなどあれば、どんどん教えてください!ではっ
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