どうも、そみです。
私は学生時代から、韓国・マレーシア・カナダ・タイ・アメリカなどなど、気になる国があれば金銭的に厳しくてもどんどん行くようにしています。
もちろん旅行や海外生活が好きという理由が大半なのですが、理由は他にもあります。
例えば、自分の脳をアップデートするため。
というのも、外国に行けば新しい出会いがあり、新しい価値観を知る機会がグンと増えるんですよね。でもその先には必ずカルチャーショックが待ち受けています。
自分の常識を打ちのめされることは、ある人にとっては苦痛なのかもしれませんが、私は幸運にもそれを楽しめるタイプなので、「うわー!文化が違うー!(嬉しい)」みたいな感じになります。
で、今まで数々のカルチャーショックを経験してきた訳ですが、彼らの言葉のおかげで気づけた日本だけの常識ってたくさんあるんですよね。
「日本のこともよく知らないのに海外ばかり行って!」とたまに言われるんですが、その度に「いや、そうじゃないよ。外を見ると内がよく見えるもんなんだよ」と心の中でいつも言い返しています。
ということで今回は、私が実際に言われてズドーンときた外国人の一言を紹介し、それについて考えたことをつらつら書いていきたいと思います。
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みんなロボットみたいだね。
マレーシア人(20代女性)が、日本の就活の様子をテレビで見て言った一言です。
私が2年前マレーシアに滞在していた頃の話なんですが、日本の就活の様子をテレビで見たというマレーシア人と話したことがあります。
正直どう思ったかのを聞いてみたところ「うーん…日本人には悪いけど、正直みんな同じ服装と髪型でロボットみたいにしか見えなかった…。」と言われました。
そのとき、日本では当たり前だと言われていることでも外国から見たら異常に見えるのか…ということに気づきました。
その女性によると、マレーシアでは2年に1回仕事を変えるなんて普通なことだそうで、新卒一括採用という制度は基本的にないそう。
みんな自分のスキルと理想のライフスタイルを考えた上で、好きなタイミングで就職し、好きなタイミングで転職するそうで、基本的に仕事よりライフスタイル重視の人が多いと言っていました。
東南アジアのゆるさから学べることは山盛りだな、と思った瞬間でした。
どうして友達と議論しないの?
韓国人の友人に「韓国の人って友人同士楽しくお茶する時間でも、政治のこととか社会のことをガンガン討論するよね。」って言ったとき、「え、むしろ私はなんで日本人は友達と討論しないのか不思議に思う。」って言われました。
韓国のカフェやレストランに居てると、隣のテーブルから激しい討論が聞こえてくることがあるんですが、それがおじさんかと思えば、超今風の大学生だったり、女子高生だったり、子持ちのママ達だったりするんですよね。
もちろん日本でも友人同士で討論する人はいると思いますが、お互い険悪なムードになるまでトコトン自分の意見を主張する、なんてことはあんまりないですよね。
政治や社会問題よりも、当たり障りのない恋バナや職場の愚痴を話す人が多い傾向があると思います。
でも身近な友人と社会を取り巻く問題について討論するのって大事なことで、考えを外に出さないと何も始まらないし、思考も動かないんですよね。
韓国人と日本人が討論をしたら絶対言い負かされるな、と強く思った瞬間でした。
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これからのライバルは私たちですよ。
日本に留学経験のある中国人の友人が「日本の大学生はどうして講義中寝るのかな?理解できない。」と言っていて、私もなぜか分からなかったので「みんなバイトとかサークルで忙しいからでしょ」と適当に答えていたら「実際日本の大学に行って感じたけど、日本の大学生はほんと勉強しないね。これからは日本人同士じゃなくて私たちがライバルになるのに。」と一言。
優秀な中国人が日本の教育、職場にガンガン入ってきている中、この言葉にはゾクッとしたものです。
日本は単一民族だ、アジアの先進国だという凝り固まった常識のせいでみんなボーっとしがちですが、割と危機感を持った方がいいのかもと思った瞬間でした。
さて勉強せずに遊びまくっている大学生、スキルを磨かない労働者はこれからどうなるのでしょうか。
答えはひとりひとりが思考&模索をしてこそ出てくると思います。
どうしていじめなんかするの?
日本のいじめ問題をニュースで見たドイツ人の友人が放った一言。
「どうしていじめなんかするの?」と真っすぐな目で聞かれ、そのとき何も答えられなかった記憶があります。
私の知っている日本の常識では「いじめはどこにでも存在する」だったからです。
そもそも「いじめをしない」という国が存在するなんて考えたこともありませんでした。
もちろんドイツでも多少は存在するそうですが、日本のような陰湿なものはほとんどないそう。
おそらく多様な文化を持った人が入り混じっているから、人と違うことへの壁がないんでしょう。
日本にも様々な背景を持った外国人が増えてきたら少しはマシになるのかな、と思ったり。
仕事は生活の手段。これって当たり前じゃないの?
またまたドイツ人から言われた一言。
日本の労働観について話していたときに「仕事で生活がめちゃくちゃになるなんて本末転倒だよね。仕事は生活の手段。これって当たり前のことじゃないの?」と言われました。
その友人によると、欧州ではこの価値観は当たり前のことだそうで、仕事はあくまでも幸せになるための手段だそうです。
日本でも働き方改革とかなんとか言われてますが、正直お偉いさんが出す改善策はどれも根本からズレたものばかり。
労働に関して日本はまだまだ先進国じゃないなーと思った瞬間でした。
★★
ということで今回は「外国人に言われて気づいた日本の常識5つ」でした。ニュースやメディアで言われているとピンとこないことでも、実際海外で外国人に言われると身が引き締まります。
「外へ出て、内を知る」
これを怠るとどんどん井の中の蛙になってしまうと思います。
今の常識が全てじゃないんだという感覚がつかめた瞬間から、思考も行動も可能性が広がり始めると信じています。
ではっ
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