みなさん、こんにちはー!そみです。
わたしは日頃から、”自由に好きなことができるライフスタイル”を目指しておりまして、可能な限り自分の直感や考えに正直になるように心がけています。
自分でいうのもなんですが、わたしは割とぶれないタイプの人間で、他人から何を言われようが我が道を行く!という感じで生きています。
周りからよく「芯がありますね」「好きなことや大切にしてることがはっきりしてるね」などなど、お褒めの言葉をいただくのですが、実は昔からそうだった訳ではないんです。
中高生の頃なんかはむしろ今と真逆で、「みんながしてるからわたしもする」「○○ちゃんが言ってるからわたしも言う」みたいな感じで、常にぶれまくりの人間でした(笑)
でも、大学時代にいろんな国に留学した際、否応なしに自分自身と向き合わざるを得ない状況になったんです。
文化も言語も違う環境では、ひとりで考え、判断する力が思っていた以上に求められました。
そして、日本にいるときには感じなかった孤独感を強く意識したのを今でも覚えています。
はじめは孤独な時間が嫌でたまらなかったのですが、異国で過ごしているうちに、自分と対話することの大切さや楽しさに気づき始め、今ではすっかり”ひとり好き”に(笑)
いま私が正直に自分の直感を信じられるのも、自分の理想的なライフスタイル・ワークスタイルを維持できているのも、全て留学時代に培った、”孤独力”のおかげだと思っています。
で、最近読んだ『孤独の磨き方』っていう本にも、孤独力のメリットがたくさんのっていまして。
「自由に好きなことをしながら生きるには、孤独力が不可欠だな」と改めて思える1冊でした。
ということで今回は、書籍の中で印象深かった言葉を紹介し、
- ・自由に生きたい
- ・好きなことをしながら生きたい
- ・他人の価値観に縛られない人生を送りたい
- ・周りに合わせてばかりで、自分の人生を生きている実感がない
といった方へ、孤独力を鍛えることのメリットを伝えていきたいと思います。
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周りに合わせる生活→成長がストップする
人間的に成長していくために大切なことの一つは、「孤独な時間を持つ」ということです。「孤独な時間」の中で、自分自身の生き方について真剣に考えることで、人間は成長していきます。
引用元:『孤独の磨き方』植西聰
ひとりになって熟考することは、人間としての深みを出すために不可欠な時間だと思っています。
先ほども書きましたが、以前のわたしはいかに周りから浮かないかを最優先するタイプでした。
常に周りを基準にして自分を見る癖がついていましたし、常に自分に自信がない状態で他の人の意見に振り回されてばかり。
人に合わせるのは、自分で判断を下す必要がなくて楽だったけど、全く自由ではなかったなーというのが正直なところです。
好きなことや、生きる上で大切にしたいことがはっきり見えてきたのは、留学時代にガッツリ"孤独な時間"を過ごした後からでした。
もちろん人と関わる時間も大切ですが、長い人生の中で何回かは、ガッツリ孤独になる時期があってもいいなと思います。
孤独は自己実現に欠かせない能力である
イギリスの精神科であり心理学者だった人物にアンソニー・ストー(20~21世紀)がいます。『孤独』という本を書き、人が自己実現を成し遂げるために「孤独になる時間をもつこと」がいかに重要かを説いたことで有名です。このアンソニー・ストーは、次のように述べました。
「孤独になる能力は、自己発見と自己実現をもたらす。自分のもっとも深いところにある欲求、感情、衝動が自覚できる」と。
引用元:『孤独の磨き方』植西聰
孤独が自己実現に必要な能力っていうのは、かなり共感できるポイント。
というのも経験上、今まで成し遂げたことや現在仕事にできていることって、ひとりで黙々と考えたり作業したりしたことが基礎になっているんですよね。
また、わたしの周りでも、おお!っと思うような面白いことをしている人や、好きなことをして自由に生きている人は、みんなわりと"ひとり好き"なような気がします。
周りとワイワイするのもいいですが、ずっとその状態では自己実現が遠退くばかり。
成し遂げたいことがある人、好きなことに熱中した生活を送りたい人は、まず環境を変えてひたすら孤独な時間を送ってみるのもいいかもしれません。
勇気は要りますが、効果は絶大かと。
そういや、孤独のおかげで、自分の深いところにある欲求とか感情が自覚できるっていう話は、以前紹介した『ひきこもれ』っていう本にも書いてあったなーと。
「人生でやりたいこと」が見えてくる
孤独になって人生を考える時、人は世間の常識や他人の意見に惑わされることなく、その人自身が心から「私はこういうことをしたい」「こういう人生を実現することが、私にとっての幸福だ」と思えるものに出会う事ができるのです。
引用元:『孤独の磨き方』植西聰引用元:『孤独の磨き方』植西聰
長い期間、集団の中に身を置いていると、”自分はどういうことをしたいのか”、”何が自分にとっての幸福なのか” ということが、分からなくなるときがあります。
学生時代や集団の中で働いていたときなんかも、常に人の中にいるので、なかなか自分の内なる声に耳を傾けられませんでした。
「何がしたいのかわからない」「何が好きかわからない」っていう症状は、わりと現代病みたいになっているそうですが、これも孤独になって考える時間が圧倒的に足りていない証拠じゃないかな、と思うんです。
周りの価値観とか常識を一度シャットアウトして、ひたすら孤独になってみる。
そしてその孤独な状態の中で、自分が何に時間やお金、労力を使おうとするのか、誰にも指示されない状態で、無意識にしようとすることは何か”といったことに着目すると、自ずと「大切にしていること」「好きなこと」がうっすら見えてくるんじゃないかなーって思います。
★★★
ということで今回は、書籍『孤独の磨き方』と、孤独力を鍛えるメリットなどを簡単に紹介してみました。
孤独って、日本社会で異常なくらい嫌われている言葉ですが、つながりすぎている現代社会だからこそ、日々の生活に積極的に孤独になる時間を取り入れるべきだと思っています。
ちなみにわたしはまだ20代前半ですが、今までの人生の中で大きな決断を下さなければならなかったときや、行き詰ったとき、必ず徹底的にひとりになるようにしていました。
周りの目を気にせず、じっくりと自分の向き合う時間があってこそ、”何がしたいのか”、”どう生きたいのか”といったことに気づけるからです。
- ・自由に生きたい
- ・好きなことをしながら生きたい
- ・他人の価値観に縛られない人生を送りたい
- ・周りに合わせてばかりで、自分の人生を生きている実感がない
といったことでお悩みの方、是非読んでみて下さいね。
孤独力を磨くことは、自由に好きなことができる生活の基礎ですよ!
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