こんにちはー、そみです!
今回はおすすめ韓国語教材の紹介です。
以前、以下の記事で『韓国語似ている形容詞・副詞使い分けブック』という形容詞と副詞に特化した参考書を紹介しました。
この教材は、似ている意味の形容詞・副詞の使い分けが、可愛いイラストとともに分かりやすく解説してあり、韓国語中級者~中上級者にとって充実した内容となっていました。
とてもよかったので「同シリーズで名詞バージョンも出てないかな~?」と思い、検索してみたところ、なんと今年の夏に発売されていました!
今回は『韓国語似ている名詞使い分けブック』の特徴と、実際に使用してみて感じた感想、そしてどんな方におすすめしたい教材なのかを書いていきたいと思います。
スポンサーリンク
名詞の細かいニュアンスの違いが学べる!
この参考書の最大の特徴は、”韓国語名詞の細かいニュアンスの違い”が学べるということ。
そして膨大にある名詞の中でも特に、日常生活でよく使うもの、日本人が間違いやすいものが厳選されているので、効率的に名詞の使い分けを学ぶことができます。
例えば、”子ども”という意味で使われている単語として、”아이”、”어린이”、”자식”、”자녀”などが、ザっと思い浮かびますが、韓国語学習者にとっては混乱しやすい単語ですよね。
他にも、”足”という意味で使われている単語として、”다리”、”발”のふたつがありますが、これも実は意味が違います。
この参考書にはこういった、日本人学習者が「え?これどう使い分けるの?」と思わず思うような名詞が載っています。
辞書や教科書ではあまり扱われていないような細かいニュアンスが、例文や可愛らしいイラストで解説されているので、韓国語の語彙理解がさらに深まると思います。
毎ページに練習問題あり!
解説はもちろんのこと、毎ページの最後に5問程度の練習問題があります。
ただ解説を読んで終わり!だと物足りないですが、こういった練習問題があれば理解できたのかを確認できますし、記憶にも定着しやすいですよね。
わたしも一通り練習問題を解いてみたんですが「今まで間違って使っていたな~」「この微妙なニュアンスの違い、知らなかった!」と、気づけた部分が多々ありました。
また、本の一番最後には練習問題の全文が韓国語で載っているので、日本語を韓国語に訳す練習としても活用できそうでした。
コラムが充実している
この参考書の中で一番魅力的だなと思ったのが、コラム。
学校生活、ファッション、おかず、韓国の住宅、病院、赤ちゃんなどなど、韓国の日常生活に関連したテーマ10個があり、その中から辞書には載っていないような単語がピックアップされています。
例えば、ご飯泥棒(밥도둑)、リバウンド(요요)、후드티(パーカー)など、韓国人なら日常的に使うような単語ですね。
辞書や教科書には載っていない単語が学べるので、ネイティブがよく使う言葉を学びたい人にも有難いコラムだと思います。
他に、韓国語学習者なら誰もが混乱する「親族の呼び方」「職場、学校などでの呼称」なども解説されていて、非常に充実した内容でした。
韓国語 中級者~中上級者の語彙力アップに!
この参考書を使って勉強してみたところ、対象レベルは中級者~中上級者かな?という印象でした。
初級レベルの方にとっては少し難しいかと思いますが、中級~中上級の方であれば語彙力アップに大活躍する1冊だと思います。
一方、上級者の方は少し簡単に感じてしまうかもしれません。
- ・中級~中上級レベルの方
- ・名詞の使い分けに自信がない方
- ・語彙力アップを目指している方
にとって、かなり役立つ韓国語教材だと思いますよ。
★★★
ということで今回は『韓国語似ている名詞使い分けブック』という韓国語テキストの紹介でした!
名詞に特化した参考書ではありますが、慣用句や文法、韓国文化まで学べる充実した内容でした。
気になった方は是非読んでみて下さいね!
スポンサーリンク