皆さん、こんにちは。そみ(@somi_koguma) です。
日ごろ複業フリーランスとして生計を立てている私ですが、昨年ごろから韓国企業から仕事依頼を受けたり、韓国人の生徒さんに日本語を教えたりすることが増えてきました。
韓国語を長年勉強してきたおかげで、幸い普通の会話をする分には困らないんですが、ビジネスの場で韓国語を使うのは初体験。
仕事の話が専門的になってくるにつれ、知らない専門用語がポンポンと出てきて、混乱したり、韓国特有のビジネス文化に困惑したりと、最近になって自分の勉強不足を痛感することが増えてきました。
そんな中、最近読んだのが『今日から使えるシゴトの韓国語 韓国人とのビジネスに効くフレ-ズ250』という本です。
ビジネスでよく使われるフレーズ、韓国のビジネス文化に関する知識が学べる、とても有益な1冊でした。
今回は、
- ・韓国で働いている
- ・韓国企業と仕事することがある
- ・韓国のビジネス文化に興味がある
- ・ビジネス韓国語に触れてみたい
といった方に向けて、『今日から使えるシゴトの韓国語 韓国人とのビジネスに効くフレ-ズ250』をおすすめしたい理由を書いていきたいと思います。
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ビジネスで必ず役立つ韓国語フレーズが学べる
この本には、韓国人とのビジネスで必ず使うフレーズが250も載っており、CDで音声も確認できるので、覚えたその日から使えるようになっています。
メールで使うフレーズから、部署の言い方、自己紹介や名刺交換の際に使えるフレーズまで、多様なシチュエーションに合わせて使えるので、ビジネスで韓国語を使う人にとってかなり心強い1冊だと思います。
外国語を勉強している学習者にとっての最大の難関は、ビジネス用語だと言われていますが、韓国語も例外ではなくてですね…。
韓国語には日本語と同じく敬語が存在するのですが、特にビジネスにおいては厳格な年長序列に従って言葉をしっかり使い分ける必要があります。
それも絶対敬語(内の人であっても、その人のことを話すときには尊敬語を使う)だったり、助詞も敬語に変えなければいけなかったりと、結構難しいです。
もちろん自分で文法や単語を勉強するのが大前提ですが、仕事で忙しいうえに1から丁寧に勉強している暇はない!なんて方もいらっしゃいますよね。
なので、そういった方は基礎だけザッと勉強して、そのあとは即戦力としてつかえるフレーズを丸ごと覚えてしまうのがおすすめです。
また、ビジネスにおいては、相手にスムーズに正確に情報や意志を伝えなければいけないので、頭で1から文を考えるよりも決まり文句を覚えてしまう方が効率的だったりします。
ビジネスで韓国人との意思疎通に困っている!という方は、この本に載っているフレーズが口からスッと出るくらい練習することで、困った状況からひとまず脱出できるでしょう。
そして、すでに韓国人と意思疎通ができている人も、本に載っている気の利く一言や韓国人らしい言い回しを使うだけで、さらにコミュニケーションがスムーズになると思うので、一度目を通してみる価値はあると思います。
ちなみに、韓国人は韓国語を勉強している外国人にやたらと親切にしてくれる傾向があるので、気の利いたフレーズを覚えておくだけでいろいろと得しますよ~。
韓国語よりも難しい?韓国のビジネス文化
この本ではビジネス韓国語だけでなく、韓国人とビジネスする際に知っておきたいマナーや、韓国人のビジネス文化についても触れられています。
例えば、会食の際のマナーやお土産を渡すときのマナー、お世辞の言い方、昼休み前の挨拶などなど…筆者の経験をもとにエッセイ風に書いてあり、サラリと読める点がよかったです。
韓国人とビジネスをするにあたって難しいのは、実は言葉よりも、韓国特有のビジネス文化・風習だったりします。
外見も文化も、地理的な距離も近い国だからこそ、小さな文化の違いがとても大きく見えてしまったりするんですよね。
本書にも紹介されていた内容なのですが、韓国のビジネスではよく「넘어갑시다(次に行きましょう)」「일단 해 보고 그때 생각합시다(とりあえずしてみて、そのとき考えましょう)」といったフレーズが飛び出します。
諦めずに念入りに計画を立てる日本人からしたら、そんないい加減なことでいいのかと思ってしまいますが、韓国には「大丈夫!とりあえずやってしまえー!」といった人が多いんですよね。
当日に大きな変更があったり、担当者によって言ってることが違ったり…なんて日常茶飯事です。
私も、韓国人と仕事をしている中で、ケンチャナ(大丈夫)精神や、行き当たりばったり精神に振り回され「仕事相手は日本人だけでいいかな…」と思うことがあります(笑)
ただ私の場合、長年 韓国という国と関わりをもってきたので、ある程度心積もりがあるというか、韓国文化への基礎知識があり、それに助けられている部分もあります。
一方、私の友人は韓国のことをほぼ知らないまま韓国系の企業に就職し、文化の違いにかなり苦労しているようです。
外国人とビジネスを始める前に、ついつい語学力だけを気にしてしまいますが、”相手の国の文化を知っておく”というのも、非常に大切なことでして、頭の片隅に入れておくだけでも、いざ問題が起きたときに冷静に判断できるようになります。
この本はそういった”韓国人とビジネスをするにあたっての心構え”を学べる貴重な教材だと思います。
- ・韓国で働いている
- ・韓国企業と仕事することがある
- ・韓国のビジネス文化に興味がある
- ・ビジネス韓国語に触れてみたい
こういった方は是非、読んでみてくださいね!
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