皆さん、こんにちは。そみ(@somi_koguma) です。
日ごろSNSなどで勝手に”ソウル一人旅ライター”と名乗っている私ですが、 今年でソウルへの旅行歴が11年を迎えまして、在韓歴が長い方に比べるとまだまだですが、やっとソウルにちょっと詳しいといえるレベルになってきました。
で、こうも何回も行ってるといろいろな経験をするものでして。
楽しい経験だけだったらいいのですが、一人旅をしていてゾッとするような経験も何回かしました。
そのたびに「いくら治安が良い国でも気をつけなきゃいけないな」と気を引き締めています…。
韓国、特にソウルは夜まで明るい場所が多く、日本並みに治安の良い町だと言われていますが、私の経験上、油断は禁物だというのが正直なところ。
今回は韓国へひとり旅される方(特に女性の方)に向けて、注意すべきことや知っておいたほうがいいことをいくつか書いていきたいと思います。
夜は路地やひと気のない道を通らない
これは原則中の原則。日本でも夜道の一人歩きはNGですよね。
ソウルでも繫華街は夜遅くまで明るく人がたくさん行き交っていますが、ちょっと住宅街や路地に入ると、一気にひと気がなくなります。
路地にもたくさんCCTVが設置されていますが、それでも最大限避けた方がいいです。
例えば私はいつもひとり旅をするとき、宿は必ず大通りに面している、もしくは人通りが多い明るいところにすると決めています。
昔、路地にある宿に帰る途中、しつこいナンパについてこられ、怖い目にあったからです。それ以降は、暗くなったら徹底的に路地やひと気のない道を避けるようにしています。
日本人観光客の間ではあまり知られていませんが、ソウルでも怖い事件が発生しています。
韓国の友人によると女性を狙った事件もたくさんあるそうです。
必要以上に過敏になる必要はないですが、最低限のことだけはしっかり守り、夜のソウルを思う存分楽しんでください!
道での宗教勧誘・変なアンケートはスルーする
以前、以下の記事にも書きましたが、韓国では路上での宗教勧誘が非常に多いです。
韓国に何回か行かれた方は、少なくとも1回は勧誘されたこと、あるいは勧誘している人目撃したことがあるかと思います。
他にも謎のアンケート、謎の募金活動団体に絡まれることも多々あります。
これらの中で身の危険にさらされるものは少ないですが、中には文化交流を謳った詐欺や新興宗教への勧誘もあるので注意が必要です。
私も留学時代に大学の前を歩いていたところ、韓国文化の体験サークルに参加しないかと言われ、途中まで一緒に行ったのですが、途中でなんか怪しいなと思ったので嘘をついてその場から逃げ出した経験があります。
で、後から調べてみたら有名な新興宗教の団体だったという……。
今では、あの時なんて危ない行動をしたんだと反省していますが、勧誘する人は親切で穏やかで、外国語が流暢な人が多いので騙されそうになります。
旅行中は楽しくてついつい浮かれてしまうので、普段ならすぐにおかしいと気づくことにも疎くなってしまいます。
ひとり旅や留学に行かれる方はこういったことがあるということを、頭の隅に入れておいてくださいね。
トイレに入るときは盗撮カメラがないかチェックする
悲しいことに韓国では近年トイレの盗撮事件が多発していて、たびたびニュースになっています。
女子トイレの入り口にCCTVが設置されたり、女性警察官が巡回してチェックをしたりと、いろいろ取り組みはされているようですが、それでも気を抜けないのが今の現状です。
できる限り公衆トイレを利用しないほうがいいのですが、旅行中はそんなこと不可能ですよね。
なので、わたしの場合は壁に小さい穴が開いていないかとか、不審な紙コップやトイレットペーパーの芯などが置かれていないかとか、そういった最低限のチェックをし、少しでも不審に思ったら違うトイレを利用するようにしています。
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男女共用トイレはなるべく避ける
で、盗撮被害を少しでも避けるために男女共用トイレを利用しないのもひとつの手です。
日本には男女共用トイレはあまりありませんが、韓国の飲食店やカフェにはけっこうあったりします。
男女共用トイレだなんてどう考えても普通に怖いので、私は元々利用しないようにしていますが、どうしようもないときは仕方なく利用します。
ただそのときは、必ず他にも女性が入っているときを見計らって入るようにしています。ひとりのときとか、男性が入っているときは絶対に利用しません。
一部の男性による女性を見下した行為には本当に憤りを感じますが、最終的に自分の身は自分で守るしかありません。
ちょっと工夫するだけでも様々なリスクを回避できるので、皆さんも少し覚えておいてください!
荷物を身から離さない
そして最後は”絶対に荷物を身から離さない”ということ。
特に貴重品(パスポートや携帯、財布)はいつも小さいポシェットに入れて首から下げ、ちょっとトイレに行くときも、ゲストハウスの部屋を出てラウンジに行くときも、常に絶対に身から離さないようにしています。
いくら治安がよくて軽犯罪(スリ)などが少ない国だといっても、外国は外国。
いつ何が起きてもおかしくないですし、ひとりなら尚更気を付ける必要があります。
私は以前宿泊したゲストハウスで夜中に手ぶらでトイレに行ったところ、部屋に戻ったら鍵がかかってしまっていて部屋に入れなくなった経験があります。
部屋の鍵が壊れるなんて全く想像していなかったので、頭の中が真っ白。
手ぶらだったので、誰かに連絡する術もなく…朝になるまでラウンジでスタッフさんを待つはめになりました。
海外では常に貴重品や携帯を持ち歩く必要があるのだと、そのとき思い知らされました。
私の運が悪かっただけかもしれませんが、韓国だけでなく外国では予想外のことがたくさん起こります。タイやマレーシア、カナダに行ったときも、「油断しちゃいけないな」と思うようなことが度々ありました。
せっかくの楽しい旅行なので、過敏になって楽しめないのは勿体ないことです。
ただ、常に「女性ひとりで旅をしているんだ」ということを意識しておくだけでも、旅がグッと安全になると思います。
今回の記事が少しでも一人旅好きの女性に役立てば幸いです。
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