こんにちは、そみ(@somi_koguma) です。
実は今年で、韓国語学習歴11年目に突入しました。
韓国語との出会いは2008年の秋。
ある韓国人留学生が紙に書いてくれたハングルを見て、なんて美しい文字なんだと衝撃を受けたのが始まりでした。
それ以降、韓国語に触れない日はないほど夢中になり、韓国語のおかげで私の人生は一気に豊かになりました。
今でもハングルを見ると美しい文字だなーとうっとりしますし、韓国語の音を聞けば胸が高鳴ります。
今回は10年以上韓国語を勉強してくるなかで、「ああ、韓国語を勉強していてよかったなー」と思った瞬間や事柄をいくつか紹介していき、韓国語への愛を語りたいと思います(笑)
いま頑張って韓国語を勉強していらっしゃる方にとっては、モチベーションアップになる内容になるかなと思いますし、すでにある程度使いこなせるようになった方には、そうそう!と共感できるような内容になるかなーと思います。
- ドラマや映画、本が格段に面白くなる
- よりディープな韓国旅行ができる
- 韓国語を仕事に活かせる
- 韓国人と深い付き合いができるようになる
- アクセスできる情報量が格段に増える
- これからも韓国語とともに生きていく
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ドラマや映画、本が格段に面白くなる
一つ目は、ドラマや映画、本が格段に面白くなるという点。
これは韓国エンタメ好きさんにとって、最大のメリットじゃないかなーと。
もちろん日本語字幕や日本語翻訳を通してでも十分に楽しめるのですが、やはり韓国語がわかるのとわからないとでは、面白さに格段の差が出てきます。
というのも、日本語というフィルターを通さずダイレクトに韓国語で理解する方が、セリフや文章の細かなニュアンスや言い回しの面白さに気づくことができるので、作品のより深いところまでじっくり味わうことができるんですよね。
私も日頃よく韓国ドラマや韓国映画を見ているのですが、韓国語がわかるようになってからはほとんどの作品を字幕無しでみています。
韓国語がわかるようになってからは、日本語字幕に書かれている内容と実際のセリフがちょっと違うなーということに気づけるようになり、これに気づけるのは韓国語を勉強した人だけの特権だなーと思うことも多々。
また、気になった韓国語の小説やエッセイをすぐに読めるのも勉強していてよかったなーと思う瞬間ですね。
よりディープな韓国旅行ができる
普段、私のブログやSNSをチェックしてくださっているかたはご存知だと思いますが、私は1年に何回か韓国に行き、長いときは10日くらい旅をします。そしてそのほとんどがひとり旅です。
韓国語ができなかったときはひとり旅はもちろんのこと、ソウルの繁華街以外は不安でとても行けなかったのですが…
ここ数年はひたすらいろんな地域のカフェを巡ったり、インデペンデント書店を巡ったり、韓国の友人とおしゃべりしたり、半日くらい公園でぼーっとしたり、路地の写真を撮りまくったりしています。(これ以外にもいろんなことをしていますが…)
韓国語ができることで、行動範囲やできることがグググッと増えるので、よりディープな旅を楽しむことができるかなーと思います。
また韓国の方は韓国語ができるという理由だけで、とてもよくしてくれることが多く、そのおかげでいままで色々な恩恵を受けてきました。
例えば店員さんと雑談できたり、サービスしてもらったり、ソウルのおすすめスポットを教えてもらえたりと、韓国語ができたおかげで数え切れないほどの良い思い出ができました。
これは日本語や英語で話していては感じられなかった喜びだなーと、韓国に行くたびに嬉しさを噛み締めています。
韓国語を仕事に活かせる
韓国語を勉強していてよかったこと3つ目は、韓国語を仕事に活かせる点。
大学時代「韓国語は仕事に活かせない」なんて言葉を耳にタコができるくらい聞いたものですが(皆さんも一度は聞いたことはあるはず)、私は現に韓国語を使っていくつかの仕事をしています。
韓国の大学を出たわけでもないし、あるといえば語学留学とTOPIK6級に合格したという経歴だけ。
私がフリーランスである点も大きいとは思いますが、私の感覚だと韓国語を活かせる仕事っていうのは割とゴロゴロ転がっていますし、韓国語は勉強しても仕事につながらないなんていう言葉はあまり信じない方が良いんじゃないかなーと思います。
ちなみに私が今しているのは、韓国語を教える仕事と、韓国のサイトを日本語に翻訳して記事に仕上げるお仕事。どれも知人やクラウドワークス などのサービスを通してゲットしたお仕事です。
翻訳家や通訳、韓国の企業と仕事する…などといった、多くの人がまず思い浮かべるような仕事に就こうと思えば大変なんでしょうが、韓国語を少し使う程度の仕事なら、探せばいくらでもあります。
それに最近はどの言語ができようと、プラスα何ができるかを問われる時代なので、言語の種類はほとんど関係なくなってきている気がしますね。
韓国人と深い付き合いができるようになる
4つ目は韓国人と深い付き合いができるようになるということ。
個人的にこれが一番嬉しいことでして、韓国人と不自由なく話せるようになりたいという一心で今まで勉強してきたといっても過言ではありません。
留学時代に知り合った友人とは7年経った今でも連絡をとっていますし、ソウルに行くたびに会っています。
海の向こうにいる友人を恋しく思う気持ち、外国人の私をいつも笑顔で迎えてくれる有り難さは、韓国語を勉強しなければ味わえなかった感覚だなーと。
アクセスできる情報量が格段に増える
これは韓国語だけに限らず他の外国語を勉強した時にも言えることなんですが、外国語を勉強することの最大のメリットって、アクセスできる情報量が格段に増える点じゃないかなーと個人的に思っておりまして。
日本語だけしかわからないと、必然的に日本語を通してでしか情報を取り入れられないので、自然と情報量も少なくなってしまいます。
でも他の外国語ができると様々なメディアや人から情報が得られるので、より俯瞰的に物事を見られるようになります。
私の場合だと、日本語の他に韓国語と英語ができるんですが、何かある事柄を判断するにあたって日本の情報だけでは足りない!ってなった時に、韓国語や英語を使って情報を引っ張ってくることがあります。
例えばブログ、Youtube、ニュース記事、論文、本、現地の友人を通して情報収集をするのですが、ときに日本人の感覚では思いつかないようなアイデア、考え方が知れて「お!これは!」となることがあります。
また同時に、日本のメディアの報道の偏りとかに気づけたり、今常識だと思っていることがすべてじゃないなということに気づけたりするんですよね。
最近も日韓関係に関する様々なニュースが飛び交っていますが、こういった時にもアクセスできる情報量が多いと、冷静に物事を見つめることができるので、周りの極端な発言や偏った考えにも賢く対処できるかなと。
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これからも韓国語とともに生きていく
ということで今回は、学習歴10年以上になった記念として、韓国語を勉強していてよかったことを紹介してみました。
今まで韓国語を通して感じた喜びは何ものにも代えがたいですし、今韓国語を頑張って学んでおられる方には絶対に同じような経験をしてほしいなと思っています。
話は少し逸れてしまいますが、最近の日韓関係について思っていることを少し書いて終わりにします。
日本と韓国の関係が悪くなるたびに「韓国に行っても大丈夫なの?」「嫌がらせとかされないの?」「韓国人はみんな日本人が嫌いなんでしょ?」という質問を受けるのですが、こういう時こそ韓国語や韓国文化を勉強してきた人がしっかりと本当のことを伝えるべきだなーと思います。
というのも、メディアや一部の事柄が伝える情報は、あまりにも極端で、人々に考える余地を与えない内容ばかり。
立派な大人が品のない表現を使っているのを見ると、恥ずかしくなっちゃいます。
でも実際に韓国に住んだ経験がある方、韓国人と交流した経験がある方、韓国の作品などに触れた経験がある方は、そうじゃないことをよーく知っています。
だからこの人には伝えたいっていう人がいれば、私たち知韓派は、可能な限り自分の経験を伝えるべきだと思います。(もちろん聞く耳を持たない人には何も言わなくてOKです)
で、最近の日韓関係を見守っている中で、私には何ができるかなーって考えてみたんですが、やはり今までどおり韓国の友人を大切にすること、周りに韓国のことを聞かれたときに現地で見聞きした情報を可能な限り伝え続けること、そして大好きな韓国語を勉強しつづけること。
これしかできないなって思いました。
皆さんもメディアや一部の人の煽りに揺らぐことなく、今までどおり自分が見聞きしたことや経験、信念を元に行動したらOKじゃないかなと思っています。
私も、これからも韓国語を使ってたくさんの良い思い出を作っていきたいなーとワクワクしています。
長くなりましたが今日のお話はここまでです。今日も読んでくださってありがとうございます。
ではっ!
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