こんにちは、そみ(@somi_koguma) です。
今回は韓国語学習者なら誰もが気になるであろう、 ”韓国語がペラペラになるまでの勉強期間”や、”ペラペラになるために大切な要素”について、私なりに考えてみたので、その話をしていきたいと思います。
前回【韓国語】学習歴10年以上になった記念として、韓国語を勉強していてよかったことを紹介してみます。という記事を書いたように、私は今年で学習歴11年目を迎え、ネイティブレベルとまではいきませんが、一応コミュニケーションに困ることはないレベルに達することができました。
私自身、勉強をしはじめたころは、どうしたら韓国語がペラペラになれるのか?どれくらいの期間勉強したらいいのか?近道はあるのか?といったことを悶々と考えていましたし、実際韓国語が上手な人にコツを聞いて回ったりもしていました。
で、長年いろんな勉強法を試したり、韓国語学習者と話したりする中で、最近やっとペラペラになるために大切な要素に気づくことができました。
あくまでも個人的な考えではありますが、今韓国語を頑張って勉強している方、はやくペラペラになりたい方に、少しでもヒントになれば幸いです。
ちなみにペラペラの基準は人によって違うと思いますが、この記事では、”日常会話はもちろんのこと、ちょっと複雑な内容までスムーズに話せるレベル”とさせていただきます。
- 結論:ペラペラになれるまでの期間は、人によって違う
- 韓国語をどんどん使える環境にいるかどうか
- 切羽詰まっているかどうか
- 間違いを恐れずに話せるかどうか
- どうしても韓国語を使ってしたいことがあるかどうか
結論:ペラペラになれるまでの期間は、人によって違う
結論から言うと、ペラペラになれるまでの期間は人によって違います。
この時点で「えー」と思われる方もいらっしゃると思いますが、語学勉強って性格や今いる環境、学習目的や動機などによって伸び具合がかなり左右されるので、一概に「これだけの期間勉強したら、ペラペラになれる!」って言えないんですよね。
でもこれだけだと、読んでくださっている皆さんに少し悪いので、あえて、ペラペラになれるまでの学習期間を考えてみました。
自分も含め、いろいろな学習者さんを見てきた結果、早い人だと1年、少しかかって2年くらいでペラペラになっている人が多いなーという印象です。
あくまでも、毎日まとまった時間を韓国語学習に充てることが前提ですが、1年~2年ほどかけて韓国語をちゃんと学習すれば、個人差はあるもののコミュニケーションに困らない程度の韓国語をマスターできるのではないかと思います。
が、それもいくつかの条件を満たすか満たさないかが重要でして、今から紹介する要素を満たさない場合、ペラペラの状態になるのは少し難しいかと思います。
韓国語をどんどん使える環境にいるかどうか
ひとつ目は、韓国語をどんどん使える環境にいるかどうか、ということ。
韓国語をマスターしたい!ってなったときに、多くの人が韓国留学を選ぶのは、いつでも韓国語を使える環境に身を置きたいからですよね。
私自身も、11年間韓国語を勉強してきて、いつが一番伸びたかって言われると、やはり大学時代の長期留学のときだったかなーと。
あの時は午前は韓国語の授業を受け、午後は大学の講義を聞き(すべて韓国語でした)、家に帰ったら韓国人のルームメイトと話す…といった生活をしていたので、グングン伸びました。
もちろん必ず留学しないといけない!ということはなくて、日本に居ても韓国人の友達を作ったり、ネット会話をしたり、韓国語教室に通ったりすることでいくらでも環境を変えることはできます。
が、もし予算が許すのであれば、まとまった期間(最低でも半年ほど)韓国語がいつでも使える環境に身を置くのがペラペラになる近道じゃないかなと思います。
切羽詰まっているかどうか
しかし韓国語が話せる環境にいるからといって、必ずしもペラペラになれないのが語学勉強の難しさでもあり面白さでもありまして。
やはり切羽詰まっているかどうかも、語学の伸び具合に大きく影響するんじゃないかなーと思っています。
「別に今は困っていないし…いつか話せるようになったらいいな~」と思っている人と、「今すぐにでも韓国語をマスターする必要がある!」と思っている人とでは、伸び具合に大きな差が出てきます。
韓国留学しても話せるようにならなかった!という人が結構いますが、たぶんそういう方はあまり切羽詰まっていなかったのが原因なのかもしれません。
と、えらそうに言っている私も留学生活3か月目くらいまで、全然韓国語が伸びなかった経験があります。
毎日頑張って勉強してはいましたが「まだ時間があるから…」といった甘えが心の中にあったのかもしれませんね。
留学3か月目にして韓国人とシェアハウスを始め、韓国語を使わざるをえない状況になったときにはじめて「やばい…わたし全然話せないじゃん」と切羽詰まり(笑)
結果、グングン韓国語が伸びたわけです。
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間違いを恐れずに話せるかどうか
もうひとつ大切なのが韓国人と話せるっていう場面で”間違いを恐れずに話せるかどうか”ということ。
〇か×かで答える教育を受けてきた日本人にとってはこれが一番難しいんですが、語学勉強の場合、間違ってなんぼ。
どんどん話して、どんどん間違えて、どんどん直してもらう。
これを繰り返した人だけが、自然な韓国語を身に着けることができると思っています。
わたしも韓国語を勉強しはじめた当初は、間違えるのが恥ずかしい気持ちが強かったのですが、それが韓国語上達の足枷になっていることに気づき、間違いはできるだけ気にしないようにしました。
でも間違ったままだと全然上達しないので、語学堂の先生はもちろんのこと、周りの韓国人の友人達にも「不自然な言い方をしていたら、面倒でも教えてほしい」とお願いしまくっていました。
以前【韓国語】韓国語がペラペラになる人とならない人の差はアウトプットの量にある!という記事にも書きましたが、語学はインプットをして終わりではなくアウトプットをして初めて身につくものです。
プライドや恥ずかしい気持ちには一度目をつぶって、どんどん間違えましょう!
どうしても韓国語を使ってしたいことがあるかどうか
語学を学習するときに何よりも大事なのが、目標です。
言葉はあくまでもツールなので、そのツールを使って何をしたいのか、何を実現したいのかということが明確でなければ途中で挫折してしまう可能性が高くなります。
韓国語は英語と違い、趣味で勉強している方がほとんどなのでそういったことはあまりないとは思います。
が、それでも「いつか話せるようになりたい」「話せたら楽しいだろうなー」という気持ちで勉強している人と、「韓国語を使ってどうしても実現したいことがあるんだ!」「どうしても韓国語がペラペラになりたい理由がある!」という人を比べたとき、後者のほうが圧倒的に伸びるスピードが速いです。
私の場合も「韓国語をネイティブレベルまで上達させて、自由に韓国人と交流できるようになりたい!」と毎日切実に願っていました。
強い動機・目標があったからこそ、留学生活が始まって1年という短い期間で韓国語が自由に話せるようになったんだと思います。
★★★
ということで今回は、韓国語がペラペラになるまでの勉強期間は?ペラペラになるために大切な要素は?というテーマでお話をしました。
今韓国語が伸びないことで悩んでおられる方は、一度今回紹介した要素を自分が満たしているかどうか考えてみるのもいいかもしれません。
個人的な意見なので必ずしも正しいとは言い切れませんが、11年間韓国語を勉強し、いろいろな経験をしてくる中で感じたことを正直に書いたつもりです。
韓国語が話せるようになると自分の見る世界も変わりますし、人生も豊かになります。
ひとりでも多くの人が、韓国語がペラペラになれてよかったなーと思えるように、これからも考えたことはどんどんシェアしていきたいと思います!
ではっ。
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