こんにちは、そみ(@somi_koguma)です。
学生の身分が終了して4年経ったんですけど、いつまで経っても自分は学生でいたいという気持ちが強くてですね。
毎日仕事をこなしていると、お金は稼げるし、”仕事”のスキルは磨かれるし、それはそれで「わあ、私、大人だわ」とちょっぴり自分に酔ったりもするんですが(笑)、同時に仕事で頭がいっぱいになることへの恐怖感もありまして。
今日はそういうお話をちょこっと。
社会人でも学生でもない間の人
初めての人に会うと「社会人ですか?」「学生さんですか?」とよく聞かれるんですが、その度に自分は何と名乗ったらいいのだろう、何と名乗りたいのだろう、と迷うことがありまして。
自分のことを社会人とも呼びたくないし(そもそもこの言葉嫌い)、自称学生と言いたいけれども、それはそれで「何こいつ」ってなっちゃうし、フリーランスです!と言っても何だか仕事が前面に出ちゃって嫌。(まあ、便宜上そう名乗ってるけれども)
だから、働いて旅して読んで考えてる人、みたいな肩書きにしたいけど、長い。
理解してくれそうな人なら「いろいろしている人です!」と意味深な発言をするけれども、根掘り葉掘り聞かれたくないときは「普通に仕事してます」と答えることも。
まあ、何が言いたいのかと言うと、私は働くことと学ぶことの間を自由に行ったり来たりしている人になりたいんですよね。そしてそれを名乗りたい。
ですがまあ、これが結構難しくって。
というのも私はバランスよく満遍なくっていうことができないタイプの人間で、ひとつにハマるとずっとそっちをしちゃう。
勉強に没頭すると、仕事なんてどっかいけ!と思っちゃうし、仕事ばかりしてると「お金稼がなきゃ〜〜〜」となったりもするんですよね。困った困った。
友人と話す話題の変化
で、何でそういうことを考えるようになったのかというと、1年ほど前に大学時代の友人と話していたとき、話す話題がまるっきり変わっちゃったことに気づいたからでして。
大学時代は面白かった講義の話、読んだ本の話、映画の感想、旅行の話などなど、話題が豊富で、もう楽しくて楽しくてたまらなかったんですよね。
卒業後、友人は会社員、私はフリーランスになり、今でも1年に何回か会っては美味しいものを食べたりカフェに行ったりしているのですが、友人の口から出てくるのは仕事の話ばかりになってしまいまして。
もちろんある程度吐き出したほうがいいし、私も少しは話すのですが、今まで話題の中心だった本の話をふっても、映画の話をふっても「忙しいから全然読んでない、観てない」という言葉が返ってきて。
「会社め!!!大切な友人に何をしたんだああああ」と心の中で悔しい思いがこみ上げてきちゃいました。
でもそれは会社勤めの友人に限ったことではなくて、自分に置き換えても同じ。
いくら自分でスケジュールを調節しやすいフリーランスとはいえ、やはり毎日朝から晩まで仕事をしていたら、だんだん思考が凝り固まっていき、生産性のないこと、時間のかかる学びを無意識的に遠ざけてしまうようになるんですよね。こわい。(みなさんも気をつけてね)
友人との会話から、自分もまんまと仕事に飲み込まれていたことに気づき、そこからは自分はどんな位置に立って生きたいのかと考えるようになりました。
でその結果、先ほども書いた通り、仕事をしながらも学生のような姿勢を崩さない人、仕事と学びの間を行ったり来たりして、時にそれを掛け合わせられる人になりたい。
この結論に行き着きました。
スポンサーリンク
なぜ本を読むのか?への答え
仕事は今のところクリアしているとして(クリアの基準はよくわからないけど)、学びをどう日常に取り入れていくのかと考えた時、やはり一番は読書かなと。
Twitterにも書いたことなんですが、私は好きで読書をしている一方で、危機感に迫られて読書しているっていう面もあるなと最近思いまして。
仕事ばかりしてたら想像力のない人になってしまいそうで、その危機感から本を読んでるっていうのは少しある。
— そみ🌿 (@somi_koguma) 2020年7月27日
学生時代が終了して4年。まだ勉強への姿勢は体に残っているだろうけど、これから意識して維持しないと仕事に人生を飲み込まれてしまいそう。
読んで考えることは一生やめたくないな。
ちなみに小中高の卒業式は、集団からの解放が嬉しすぎて終始満面の笑みでしたが、大学の卒業式は「いやだああああ、まだ大学で勉強したいいいい」っていう涙をボロボロ流しちゃったくらいで、今でも学生の身分ではないことを直視したくない気持ちが常にあります。
学びには結構貪欲だったりします。
だから本を読んでいるときだけは学生時代に戻れるような気がするし、お金を稼ぐこと、消費すること以外にも自分の存在意義を見出せるというか...こう、思考に栄養を与えてるっていう状態になれるんですよね。
SNSなどでも「そみさんは本当に本がお好きなんですね!」とお声をかけていただくけれど、好き+知識への渇望+思考停止への恐怖、が入り混じっていて、何とか学びの姿勢を崩したくない一心だったりします。
あと、働きながらも学びをやめないことが、この社会や政治への私なりの抵抗だったりするのかなとも思ったり。
うーん、うまく言えないけど、こう、資本主義とか権力者目線で作られた社会システムに人生を飲み込まれすぎたくないっていうのも根底にありますね。
仕事と学びのバランスは難しい
とはいえ仕事と学びのバランスはとっても難しい。
フリーランスになって4年経つけれど、いつも葛藤に苦しんでいる気がします。
生活と将来のためにある程度は仕事しなきゃいけないし、漠然としたお金の不安もある。だからといって毎日仕事ばかりだと思考停止になり、権力者の思い通りになっている気もする。
すぐ偏っちゃうし、ある日は「私は必死で働くぞ!!!!」と思っていても、すぐに「やっぱ働きたくない、学生に戻りたいいい」ってなっちゃうんですよね。
とはいえ結論はもう出ているので、あとはそのバランスをうまく調整する術を模索するだけなんですが......私は一生ゆらゆらと葛藤を繰り返し生きていくのかもしれません。
でも学びが私の人生からなくなることはないと思うし、何歳になっても学びに貪欲でありたいなとは思っています。
これからもあーだこーだ悩みながら、人生を完成させていきたいですね。
ということで今日の呟きはここまでです!
ではっ
スポンサーリンク
関連記事▼