こんにちは、そみ(@somi_koguma) です。
今回は春、夏に続いて、この秋の日記を書いていきたいと思います。
2020-9 2020-10 2020-11
1年のうちで一番好きな季節が来た。
秋は最高だ。
虫はいないし(毎年蚊に刺されまくる)日焼けも気にしなくていいし(紫外線に弱い肌だから春夏は対策ばっちりしなきゃいけない)冷房によるむくみと生理痛も軽減されるし、ホットコーヒーもうまいし(でもアイスコーヒーも好き)読書の集中力も上がるし、スープ料理もたくさん食べられるし、もふもふのブランケットに包まって「ああ、布団の中だけは安全だ、天国だ」って秒で眠りに落ちて、朝は寒くも暑くもない適温ですっきり目覚められる。
そんな秋はいつも決まって韓国旅行のシーズンだったのだけど(ま、他の季節も行ってたけど)まあ、今年はこんな状況だから、春夏同様、近場と部屋の中で楽しむ努力をした。
私は毎日運動がてら散歩をしている。
パーカーにジャージのズボン、キャップ帽、すっぴん(日焼け止めだけは塗る)姿で、携帯とカメラだけ持ってふらっと出かける。
歩くコースは5つくらいある。コースごとにいい点と悪い点があって、大抵はそのときの気分と体調で決める。
例えばAコースのいい点は、高確率でニャンに遭遇できるということ。
私は猫・犬の毛アレルギーだから飼えないのだけど、見るのは好き。
だからウォーキングのときに、いつもニャンを探しながら歩く。
見つけたら同じ目線までしゃがんで、声をかける。(もちろんすぐに逃げられるけど)
でもAコースは秋になると豚草という黄色の花が、これでもかというくらい生えている。アレルギー持ちの私はくしゃみ10連発不可避。
ニャンをとるか、鼻の安全をとるか.....
そういや9月はウォーキングがてらポニーも見に行った。
これまで動物に全く興味がなかった韓国の友人が「最近、人より動物がいい。」って言っていて、なんだかその気持ちもわかるなあと。
動物の前では空気も読まなくてもいいし、真顔でいてもOKだし、何も話さなくてもいい。ただ黙って寄り添ってくれる感じがいい。
幼少期・思春期の頃は小鳥を家で飼っていたり、祖父母の家の猫と遊んでいたりしたのだけど、20代以降は動物との接点が全くない。
私もまたピーちゃんか、ニャンと暮らしたいな。
友人に「よくお婆ちゃんの知恵袋みたいなことを言うね」と笑われたことがある。
たぶん私が「旬の果物はこれ」とか「この季節の風邪にはこの野菜がいい」とか「この食べ物は南国のものだから冷え性によくない」とか、健康オタクだった母に伝授?された知識をべらべらと話してしまうからかな。
昔からとにかく病弱だった私は、10代の頃から食や体への関心が強くて、おそらく若者の中では珍しいこだわりようだと思う。
食費はかかってしまうけれど、私の血となり肉となる食べ物、可能な限り地産地消、無添加、無農薬のものを選ぶようにしている。
自分が「はい、これは体に入れてOK」と許可を出したものだけを摂取するようにしている。
それが普段頑張って動いてくれている体への私なりの配慮だったりする。
(とはいえ、たまにはジャンクなものも食べる。特に韓国のインスタントラーメンはやめられないが。)
あと、お金を使うことは選挙とも似ているから、毎日の食くらいはできるだけ大企業ではなく個人のお店から買ったり、コーヒーなんかもフェアトレードマークのある商品を選ぶようにしている。
(10月も風邪気味のときにスジョンガ茶を作った↓)
最近は胃腸炎で数週間苦しんでいるんだけど、これも今までのパターンからして、私の体に油とか牛肉類が合わないのが原因じゃないかと思っていて、今後ベジタリアンとまではいかなくても、肉や油の量を少しずつ減らしていこうと思っている。
(食の話は止まらないからまた記事にできそうだな。)
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1日の大半を過ごす、仕事スペース。
10月も好きな花と好きな本を飾っては、ニヤニヤしていた。
この秋に読んだ韓国本は、どれも読書の秋にふさわしいものばかりだった。
チョン・セランさんの新作長編小説『シソンから、』 と、キム・シンジさんの日常エッセイ『平日も人生だから - 週末ばかりを待たない人生のために』
そして何度も読んでもまた読みかえしたくなるチョ・ナムジュさんの『彼女の名前は 』、今、心が安定している日だけに読んでいる 『私たちが私たちを私たちと呼ぶとき : n番部屋事件追跡記と私たちの話』
これ以外にも日本の本もたくさん読んだ。自分の中のフレームがまた数センチ拡大した気がする。
2020年のベスト本は来月に記事にまとめたいと思う。
布団がふかふかになると、ベッド読書が捗る捗る。
アロマオイルのスプレーを数プッシュし、暖色の照明をつけると、読書環境の完成。
1日の中で2番目に好きな時間だ。(1番は午後のコーヒータイム)
11月。
大好きなススキを写真におさめようと、毎年この時期に行くスポットへ。
この季節はすぐに日が傾く。
毎年、ぼやぼやとして一番綺麗な時間帯を逃してしまい、綺麗な紅葉やススキの写真が撮れない...という失敗を繰り返しているから、今年は午前中に出発し13:00頃に写真を撮った。
角度によって銀色にも銅色にも金色にも見えるススキをじーっと眺めていると、あっという間に数十分も経ってしまっていた。
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引きこもりだけど、たまには人の集まる場所にも出る。
今年いっぱいでAirbnbのクーポン期限が切れそうだったから、急遽1泊2日のホカンスをすることに。(個人的にGotoは使いたくなかった。)
見慣れた風景だけど、ホテル特有の香りを嗅ぐだけで自然と旅行に来た気分になれる。コスパ最高の気分転換だな。
この1泊2日で、とびっきり濃厚なレアチーズケーキと、韓国カフェっぽい味わいのアイスラテに興奮したり。
たわいもない会話をダラダラとしたり。
写真撮ったり。美術館行ったり。(美術館、久しぶりすぎてテンションあがった)
またカフェ行ったり。
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時間を気にすることなく本屋に入り浸ったり、夕焼けを見ながら散歩したりした。
たくさんの情報を追いすぎて、世の中に失望しすぎて、仕事のことを考えすぎて、だいぶ疲労が溜まっていたみたい。
セルフなでなでをしながら、夜の京都を散歩した。
昨年まで外国人観光客であふれかえっていた清水周辺の夜。この日は風になびく葉っぱの摩擦音がはっきり聴こえるくらい静まり返っていた。
静寂の夜道をくねくねと歩いていると、ようやく二寧坂付近で写真を撮っている人をちょこちょこ発見。
しばらく人がいなかったからホッとした。
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短い休暇から帰ってくると、また淡々とした毎日が始まった。
変化の少ない生活と、物凄いスピードで視界に飛び込んでくるニュースに飲み込まれ、気を抜くと思考が止まってしまう。わたしひとりが何かを考えても、何かを言っても無駄なんじゃないかと無力の波が定期的にやってくる。
ああ、人生はハードだ。
食べて、寝て、出してってするだけでもハードなのに、それ以上にしなきゃいけないこと(勝手に使命感を感じてやってることもあるけど)考えなきゃいけないことが多すぎる。泣きたい。
それでも私は生きることに貪欲だ。
某韓国エッセイ風に言うと「死にたい(はちょっと言い過ぎだ)けどスンデクッは食べたい」最近はそんな状態だ。
ダラダラ弱音を吐きつつも、残りの2020年も楽しめたらいいな。
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2020 秋の記録
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