こんにちは、そみ(@somi_koguma) です。
今回は2021年3月から5月までの春の記録を書いていこうかなと。
2021-03 2021-04 2021-05
ブログに日記のようなものを書き始めて、まる1年。
昨春はまだコロナを甘くみてたなあ、やたらと花に夢中になっていたなあ、と自分の記録を振り返ってみた。
「来年には日常が戻っているだろう」「ソウルの桜を見られるだろう」と、鬱々としながらもどこか楽観的だった去年の私。
残念ながら、この春も鬱々とした気持ちで桜の木を見上げることになってしまった。
仕事が立て込んでいた3月。
今年の桜は例年より10日ほど早く開花するというニュースを耳にし、桜前線と仕事スケジュールを交互に睨めっこ。なんとか桜をゆっくり見られる日を探し、隣町の公園にお弁当を持って向かった。
桜満開の公園だけど、田舎だから人が少ない。
平日の午前を狙っていくとほぼ貸切状態で桜が楽しめるから、毎年ここでピクニックをしている。
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この公園は菜の花も草原も美しい。
いつも済州島みたいだなあと思って写真を撮っている。
落ち込んでばかりの毎日だけど、自然の美しさに感動できるってことは、それなりに心が健康なんだろうなと思ったり。
少し湿った花びらを撫でながら、いつか大好きな人達とお花見をするために生き延びるぞ!と改めて決意。
この春は新たなプロジェクトも始めた。
野菜作りなんて小学生の頃ぶり。
3月のある暖かい日、栽培に失敗するほうが難しいと言われているミニトマトと、大好きな野菜のインカのめざめ(じゃがいもの一種)をプランターに植えた。
植えてから1ヶ月もしないうちに芽が出て、雨が降るたびにグングン成長。
それから数週間後。もうこんなに大きくなった。収穫できるのは6月頃かな。
ミニトマトも植えてから数週間後には、かわいい双葉がちょこんと。
さらに大きくなってもらうため、5月に入ってすぐプランターに引っ越し。
観葉植物を育て始めてからも度々思うことだけど、植物って春になったらめちゃくちゃ育つんだなあと。
当たり前のことだけど、植物を自分で育て始めてから、その逞しさと成長スピードに毎日驚かされてばかり。2〜3日、目を離しただけで「え?ここに生え始めてた新芽どれ?」と見失ってしまうほど。
人間がよそ見しているうちに、もくもくと四方八方に枝と根を広げている。
冬の間全く姿を変えなかったのに、3月に入ると待っていましたと言わんばかりにグングンのびる植物たち。愛おしい。
私が野菜作りを始めた理由はいろいろある。
一番大きな理由は、食糧危機に関するドキュメンタリーと書籍を読んで、野菜くらいは自給できるようになっておきたいなと思ったから。
そして元々野菜が大好きで、好きな野菜を農薬を気にすることなくたっぷり食べたかったから。
去年に体調を大きく崩してからは、身体と環境のために菜食中心にシフトしていて、肉(特に牛肉)を減らし始めてから胃腸が楽になった。
鶏肉が好きだから完全な菜食主義になるのは難しいけれど、これからも少しずつ肉を食べる量を減らしていきたい。
この春も1ヶ月のうち20日は引きこもっていた。
普段は家の近くの公園、漢方薬のお店、図書館、スーパーに行く程度。
どこかに行きたくなったときは、海、湖、山でピクニックをしたり、月2回ほど中心市街地を歩き回った。
特別ステイホームを守っているつもりはないけど、元々引きこもりだから自然とこういう過ごし方になっている。
そういやこの春、ひょんなことから新たな縁もあった。
ほぼ引きこもってるのに、コロナ禍に新しい友人ができるとは....。なんとも幸運なこと。人生、どこでどんな出会いがあるかわからない。
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コロナ禍以降、疎遠になる人は疎遠になり、仲良くなる人はさらに仲良くなり、相性が良い人だけが傍に残っていくようになった。
未練のある関係もあるけど、体力も気力もいつも枯渇気味だから、とりあえずは今そばにいてくれる人にエネルギーを使いたい。
こんなに癖のある人間に好意を持ってくれてありがたい。はやくちゃんと顔を見ながら話せるようになったらいいな。
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仕事の合間の娯楽は、本本本。いつも通り気になる本を片っ端から読む毎日。
忙しい毎日だからこそ本を読んでおかないと。すぐに愚かな思考に飲み込まれてしまう。
3月には韓国本も数冊購入。今年も書籍代がすごいことになりそ。
4月末、ちょっぴり早いアイスコーヒー解禁にお腹がぐるぐるしてしまったり。
でもアイスコーヒーをちびちび口に含みながら本を読む時間はやっぱ最高。だから毎年肌寒いうちからこれをしちゃう。
桜が散ったころ、京都市内をうろついた。
京都市内に出た日は、必ずブリトーを食べる。
ブリトーはメキシコ料理だけど、個人的に、東アジアと東南アジアの美味しい料理を全て詰め込んだ最強激うまファストフードだと思っている。死ぬ前に食べたい料理ベスト15に入る。
鳩とトンビからブリトーを死守しながら(トンビに奪われた経験有り)鴨川でもぐもぐ。
木陰に入ると肌寒くて、日に当たるとポカポカする。湿気を含まないからっとした空気。ああ、幸せ。夏になるまでにこの空気をしっかり味わっておかないと。
お腹を満たしたところで、次は本欲(?)を満たしに大好きな本屋へ。
いつものように、ほしかった本を数冊脇にかかえ、本屋を出る。
本屋からカフェへ向かう途中、晴天の鴨川をカメラに記録。少し霞んだパステルブルーの空が綺麗だった。
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以前から気になっていたカフェへ。
ここのドリップがとってもタイプのお味で、飲むたびに小さく唸った。
この2年間くらい毎日エスプレッソかラテばかり飲んでいたから、ドリップのサラッとした後味に惚れなおしたというか....。
ピクニック→本屋→カフェの鉄板コース。口角が上がりっぱなしの1日。
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毎日仕事三昧でニュースを開けば、目を逸らしたくなるような内容がずらりと並んでいる。感受性センサーをググっと下げて過ごすのが癖になってしまう。
ああ、今日も1000人超えか...と、人を数字で見てしまう自分にぞっとするときもある。そこにそれぞれの人生や事情があることを、ふと忘れてしまう。
油断するとすぐに、大きくて強力なものに思考と生を絡め取られてしまう。
でもたまに太陽の下でご飯を食べて、好きな場所で好きな人と話していたら、鈍感になっていた心がふやけてきて、スポンジみたいになる。そしてまたいろんなものを吸収して辛くなってしまう。
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「世の中そういうもんでしょ....」ができない人間だから仕方ない。
子供のころからずっとできなかったし、これからもたぶんそのままだと思う。
でもまあせっかくこういう性質を持って生まれたのだから、少しは社会の土壌を耕す役割を担えたらいいなとは思っている。
ふう、そうこうしているうちに苦手な夏がやってくる。この夏もなんとか生き延びるぞ。
2021 春の記録
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