2021 秋 日常 視線

 

※本ページにはプロモーションが含まれています

 

こんにちは、そみ(@somi_koguma) です。

 

今回は2021年9月から11月までの秋の記録です。

この夏から動画でも日常記録を始めたけど、ブログにも見聞きしたこと、味わったこと、考えていたことを残しておこうと思います。

 

 

2021-09 2021-10 2021-11 

 

1年の中で最も活動的になれる季節の到来。趣味なのか仕事なのかわからない境界線が曖昧な活動をはじめ、遊びに仕事に運動に打ち込めた3ヶ月だったと思う。

それでも世の中の体力・気力のある人の3分の1くらいの活動量だと思うし、1日6時間も働いたら心が枯れてしまう。ほんと、ひとりで自宅で働いていてもこんなんだから、集団の中で決められた時間働かなきゃいけない仕事だったら3日でギブアップしてしまいそうだ。

 

韓国の歌って踊って激しく生きている人たちを日頃ネットでよくみているのだけど、そういう人たちは自分よりも何倍も濃い時間を送っているのだろうか...などと思ったり、一度あの人たちの体の中に入って体の奥からみなぎるパワーを体験してみたいなどと思ったりする。

 

f:id:schhms:20211130151043j:image

 

涼しくなってくるとキッチンに立つのが楽になる。料理は割と得意だけど、お菓子作りはまだまだひよこレベル。

年々、市販のお菓子に入っている人工香料の味や強すぎる甘みが無理になってきていて、最近は小麦粉と砂糖、たまごだけのシンプルなクッキーを買うか、メープルシロップなどで甘くしたシリアルなどが主なデザートになっている。

 

買えるお菓子が少なくなってきたし、少しは家で作れるようになっておくか....と思い挑戦したのがにんじんケーキ。

普段からにんじんケーキに目がない私は、カフェにあったら絶対注文してしまうのだけど、今回家でその味を完全再現することに成功。

「うわ!!!美味しすぎてこんなものを作れる自分の手が怖い!!!」と自画自賛していたら、姉に冷めた目で見られた。

f:id:schhms:20211130154919j:image

 

ラテアートにも挑戦した。私はスチームミルクを作る機械を持っていないから、ミルクフォーマーでなんとかスチームミルクの作り方を習得し、注ぐ練習を繰り返した。

これは練習5日目くらいの(一応)ハート......

f:id:schhms:20211130154921j:plain

 

その後も、正体不明な形のアートを大量に生み出したのだけど、友達にLINEで写真を送ったら「うーーーん.....お椀からはみ出た餅?」とか「これはすずらんの花!!!」など苦し紛れの命名をしてくれて、たくさん笑った。

ミルクフォーマーでもスチームミルクに近い状態にもっていけるけど、やはりエスプレッソマシンが必要だわね....と今は少し諦めモード。

立派なラテアートにならなくても、撹拌しまくったミルクが入ったラテはカフェクオリティーの美味しさになることに気づいたから、挑戦した甲斐はある。

けど、やっぱりいつかは本格的なエスプレッソマシン(スチームミルクが作れるやつ)が欲しい。脱・お椀からはみ出た餅!のためにも頑張って貯金しよう。

 

 

 

今まで何度もピクニックをしてきたけど、温かいものが飲めないのが毎回小さな不満だった。

ぎりぎり持ち運びできるサイズのコンロはあるけど地味に重いし、何かいい方法はないかと思っていたとき、固形燃料とミニ七輪を使ってお湯を沸かす方法をネットで知り、それならできそうだと思いやってみたところ、無事湯沸かし成功。

そこからは頻繁に外でドリップコーヒーを飲んだりマキネッタでエスプレッソを淹れたりして、外カフェを楽しめるようになった。

f:id:schhms:20211130154923j:plain

 

先日も澄んだ秋空の下でドリップコーヒーを飲んだのだけど、これがまた美味しくて美味しくて。

火気OKの場所を探さなきゃいけないのがちょっと面倒だけど、また新たな楽しみがひとつできてルンルン。外カフェの様子は最近のvlogにも載せてます。

 

この秋、視線を奪われた植物達。

f:id:schhms:20211130163907j:image
f:id:schhms:20211130164053j:image

f:id:schhms:20211130164055j:image

 

いつか各国の木漏れ日だけを集めた写真集を作りたいくらい木漏れ日を愛している。

f:id:schhms:20211130154956j:plain

 

今年よかったことは?と聞かれたら「違国日記に出会えたこと!!!!(そしてそれを教えてくれた友人に出会えたこと!!!)」と即答してしまうだろうな、本当に本当に大好きな作品で、すっかり心の拠り所となっている。いつかこのストーリーにも終わりが来るのだろうけど、それを想像するだけで早くも涙が出てしまう。

ネタバレになってはいけないからあまり詳しくは書けないけど、8巻で槙生ちゃんが言った「関係性に名前なんかいらない」「あの人は自分であるためにたたかっている人だから」という言葉は鳥肌が立った。すぐに手帳に書き込んだ。

違国日記が好きっていう人とは、人見知りの私でも握手を交わし、数分で仲良くなれちゃいそう。

f:id:schhms:20211130163711j:image

 

好きな人達とカフェで心ゆくまで話したり、京都でホカンスをしたりもした。

 

11月はじめ。この夏から定期的に会っている友人と、違国日記の新刊やトークイベントのことで盛り上がったり、お互いが考えていることを共有したり。話題があっちこっちに飛びながら、休む間もなくおしゃべりをした。

時間を忘れておしゃべりに夢中になれる相手ってそうそう出会えないよなあ、と会うたびに喜びで胸がいっぱいになれる友人で、来月の約束も今からとてもとても楽しみにしている。これからも対話を続けて、いい関係性を築いていきたい。

 

f:id:schhms:20211130155006j:plain

 

 

京都でホカンスをするようになって2年目。

食いしん坊同盟を結んでいる彼女との時間にすることは、ひたすら食べる、それのみ。その他の行為(散歩やショッピング)は次の食事に向けた消化活動なのです。

f:id:schhms:20211130155018j:plain

 

京都に旅行に来る人たちの多くは、京野菜のおばんざいや、豆腐や湯葉の定食などをこぞって食べているけれど、京都のパンとスパイスカレー、アジア料理もめちゃくちゃ美味しいことをどうか忘れないように.....

f:id:schhms:20211130154926j:plain


今回宿泊したRAKUROホテルは丸太町駅からのアクセスも、部屋の内装もその他の施設もよくて、たった1泊だったけどまた泊まりたいなと思えるホテルだった。

f:id:schhms:20211130182321j:image

 

ピンクベージュの壁紙がかわいい。
f:id:schhms:20211130182319j:image

 

 

こうやってホカンスするのは、単に自分が気分転換したいからだけど、こうやって時々ホテルにも泊まって、京都の観光を応援したい気持ちもあったりする。

京都は幼少期から学生時代までの思い出がつまった場所だから。

常に観光客でにぎわっているのが当たり前の風景だったのに、大学時代よく写真展などを見に行っていた商店街を歩くとシャッターがたくさんしまっていて、この2日間だけでも何度テナント募集の貼り紙を見たかわからない。数年前の京都ではありえない光景だったのに。

ふと、大学生時代に常連だった古着屋さんの夫婦はどうしているのかなと気になったりもした。

 

f:id:schhms:20211130154938j:plain

 

ホテルのラウンジスペースでご飯食べて、映画見て、ふかふかの布団でだらだらして。日々のルーティンからちょっと抜け出すだけでも、家に帰ったときいつもの自室が少し違って見える。

人にはそれぞれ、外に向かって開いているドアがある。それは映画かもしれないし音楽かもしれないし、人との会話かもしれない。

そういった小さな出口があってこそ日々息を吸えているのだなと思うことがよくある。私にとってはそれが海外旅行だったから、2020年の春からはずっと酸欠の日々が続いている。でもこうやってホテルに泊まると、旅行をしていた頃の感覚が戻ってくるような気がして嬉しくなる。

 

ある程度の感染対策はもちろん必要だし、時と場合によっては自粛しなきゃいけないことがあるのもわかっている。ただ、理不尽で配慮のかけらもない抑圧には抵抗したいなと日々思ってる。

求心力を高めるために、政治家のミスを誤魔化すために、叩けそうなターゲットを作る。そんな動きが今年たびたび目に入ってきた。それらによって自身の職業への誇りを傷つけられた人も大勢いると思う。

難しい問題なのはわかってるけど、みんなの精神を豊かにする出口や各自の職への誇りを無配慮に潰していこうという動きにはやっぱり賛同できない。

私自身、どこまで楽しんでいいのか、どこまで我慢しなくちゃいけないのか、まだそのバランスがわからないでいるが。

 

f:id:schhms:20211130154943j:plain

 

 

ここ数日、海の向こうに渡れる可能性がまた遠のいている気がする。だから余計にチョンセランさんの旅エッセイが心にしみる。大切に読みすぎて、今年中に読み終えられるかどうかもわからないけど、近いうちにまたブログに読書記録をしたいと思っている。

そういや昨日、『シソンから、』の刊行が12月22日に決まったという知らせを聞き、心の中でガッツポーズをした。

f:id:schhms:20211130154933j:plain

 

 

パーソナルカラーに詳しい友人からSummer Mute Toneであることを教えてもらった。

今までどれだけシンプルな服でもな〜んか似合わなくて、私はファッションセンス0だわと長年諦めていたのだけど、パーソナルカラーを元に服を選ぶようにしたらやっとしっくりきた。

f:id:schhms:20211130154936j:plain

 

とはいえ私は本当にファッションセンスがないから、余計なアレンジは控えシンプルに、最低限、全体の色の組み合わせや彩度に気を配る程度にとどめている。

おしゃれな人に憧れる。

f:id:schhms:20211130194049j:image

 


撮影のためにこの秋からある牧場に通うことになったのだけど、そこにいるワンコがめっっっちゃくちゃ可愛くてメロメロになっている。

実は私は犬(特に小型犬)に好かれたことがあまりなくて、だいたいキャンキャン吠えられたり威嚇されたり、幼い頃には友達の家のワンにガブリといかれ、そこから犬への接し方がわからなくなっていた。

見る分にはかわいいけど、怖い...が先行してしまっていまだに撫でたりできない。

f:id:schhms:20211130194233j:image

 

そんな軽い犬恐怖症を抱えている私の心を鷲掴みにしたこの子。

初めて会ったときから尻尾が折れるんじゃないかと思うほどブンブン振りながら私に接近してきて、私の足元にへばりついてひたすらクンクンクンクンにおいを嗅ぐ。

こんなに超社交的なワンコ(最近ラッキーという名前であることが判明した)がいるのかととても驚いた。

 

人が撮影していてもカメラの前に堂々と割り込んでくるし
f:id:schhms:20211130194547j:image

 

ちょっと相手にしなかったら潔く諦めて砂の上で寝てしまうし(牧場の方の情報によると、数週間前は全身ひっつき虫だらけになっていたそう.....可哀想だけどかわいい...)
f:id:schhms:20211130194549j:image

 

おやつおいた途端、口に含んで持ち逃げし、ひとりで優雅におやつタイム楽しむし。
f:id:schhms:20211130194456j:image

 

自由奔放で人懐っこいとても愛らしいラッキーに会うのが、今の小さな楽しみになっている。牧場には月3〜4回ほど行っているのだけど、天気や相手側の都合などによっては行けないこともある。そんなとき、仕事減るな...という心配より「今週ラッキーに会えないのかあ...」になりつつある。ゾッコンだ。

 

今後vlogにも頻繁に登場する予定なので、皆さんもぜひ愛らしい姿を見にいらしてくださいね。ではっ。