2024 1月-3月 日常記録

 

2024 1月-3月

 

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- からだのこと

 

昨年の6月から治療している左足の浮腫は、3月上旬からぐぐっと回復傾向に。

全く変化しない状態が7ヶ月も続いていたから、半ば諦め気味だったのだけど、ようやくかすかな光が見えてきた。

昨年の11月から漢方を取り入れたのが奏功したのか、リンパマッサージをしたのがよかったのかわからないけど、ひとまず強烈な不快感から解放される時間が長くなった。医学知識がないなりに漢方の論文を読んでみたり、リンパドレナージュをしてみたり、結局自力で治療を続けることになったのだけど、医者もお手上げだった状態からよくここまで回復できたなと思う。まだまだ治療は続けなきゃいけない状態だけど(気圧や生理周期で悪化することも多々)、ひとまず治る兆しが見えてきたのは希望。

 

そして足の治療のために飲み始めた駆瘀血剤のおかげで、ホットフラッシュや生理痛も改善傾向にあって、普段飲んでいる漢方を見直すいい機会にもなった。

 

貧弱な体をなんとかしなきゃと始めた筋トレも、なんだかんだ4ヶ月間続けられている。(筋肉の名前や働きにやたらと詳しくなって、運動と無縁だった私を知っている人にちょっと笑われる)

4ヶ月軽い筋トレをしただけで目に見えて変化するわけでもなく...誰が見ても運動してない体なのに、筋トレしてます!なんて堂々と言えない。

けれど感覚的に微かな変化は感じていて、前より冷え性がマシになった気がしたり、肩こりで眩暈がする頻度が減ったり、偶然なのか筋トレの成果なのかよくわからないけど、体にいいことには間違いないからちみちみと続けようと思う。

 

3月からはアウターマッスル中心だったトレーニングに、体幹トレーニングも追加してみた。

といっても初心者用の動画を10分するだけなのだけど、体幹が弱すぎて生まれたての子鹿のようにぷるぷるするし、完全に倒れ込んでしまってバランスが保てない動作もいくつかある。どさっと床に倒れ込むたび、情けなさを含んだ笑みをひとりで浮かべながら「筋肉は裏切らない!」と筋トレ愛好者が言いそうなことを頭に浮かべる。毎日のぷるぷるに感謝する日が来ることを信じて今日もプランク。

 

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- ぐらぐらしながらもできることを

 

年始の災害、パレスチナのこと、ウクライナのこと、あまりにも多くのことが同時に起きていて、情報を追ってると頭の中がわーっとなる。

嘆きながらも時間が経てば少し忘れ、暮らしを維持しようとやりくりすればするほど、考えることから遠ざかっていく気がする。やっぱ長時間労働って人をだめにするなと思う。

 

いつものことだけど、震災から数ヶ月たつと、ニュース記事には絆と努力で乗り越えるといった言葉が並ぶ。

わたしたちは苦しんでいる人の口を封じる言葉、視線を逸らし稀釈する言葉にふざけるなと憤ることはできるし、遠い土地の人々のために戦争に加担している企業の不買運動だってできる。

自分の足元もぐらぐらしている状態で何ができるのかと、あまりにもひどい現状を前に呆然とするけれど、一瞬忘れてもまた思い出したらいいし、何を忘れているのかわからなくなることだけは避けようと思う。

 

- 食事のこと

 

昨年から徐々に牛乳と小麦粉を減らす食生活にシフトしている。1月〜3月はオーツミルク、豆乳、米粉のレシピをたくさん習得した。

特に米粉で作る蒸しパンが美味しすぎて、しっかり太ってしまった。

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よもぎ米粉蒸しパン(プラントベースバターをサンドしてみた)


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お米から作ったパン(難易度高めだった)


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オートミールチョコクッキー(定番)

 

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米粉チョコパウンド(一発で成功)

 

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豆乳とココナッツミルクの米粉蒸しパン(くるみと一緒に食べると最高)

 

レシピはどれも映像で記録しているので、気になる方はぜひ。

www.youtube.com

 

物価高の影響もあってか、近所のスーパーの有機食材や無添加のものが次々と棚から消えていってて悲しい。田舎に住んでいる宿命だとはわかっていても、お気に入りの商品に割引のシールが貼られはじめると、これもまた在庫限りなのねと毎度がっかりしてしまう。配送業の負担を増やしたくない...とは思いつつも、仕方なくネットで食品を購入することが増える最近。

食材に限らずあらゆるものの質が落ちてきている気がする。生まれてこの方、日本社会に期待したことないけれど、ますます将来に希望もてね〜となっている。

 

- 通える場所が見つからない

 

いくら超インドアでも、家で仕事することに飽きる瞬間がある。いつもと違うアロマを香らせてみたり、ドリンクの種類を増やしたりしても、空間丸ごと変えたときの新鮮さには勝てない。

てことで、1月と2月は通える場所を見つけるぞ計画を実行した。

 

電車で20分ほどの場所にコワーキングスペースがいくつかあって、片っ端から試してみる。なんとな〜くどこもしっくりこない。

設備や立地などへの不満というよりは、中の雰囲気、すでに築かれている人間関係が醸し出す内輪ノリが苦手な場合がほとんどだった。

初めはひとりで作業できていても、ぽつりぽつりといつもの顔ぶれが揃ってくると、ここは私たちの空間ですよ感がひしひしと伝わってくるようになる。こうなるともう仕事に集中できない。「うっす」「今日は早いっすねえ」と周りの会話が弾んでくる。お、新入りか...?と視線を感じる。

通っているうちに自分も挨拶しなきゃいけないようになるのかなとか、仕事内容を聞かれたりするのかなと想像してゾッとする。作業を開始30分で限界がきて、そっと退室する。

 

こうなることはうっすら予想していたことだから落胆することもないけど、どうしたら安心できる第二の仕事場を確保できるのだろうと悩んでいる。

昔から塾、習い事など人が集まるところでは、すでにいる人たちから感じるナワバリ意識に苦しんでいた。今もそれは変わってなくて、できれば匿名のままそっとしておいてくださいと思うタイプだから、しっくりくる居場所は自分で作るほかないのかもしれないなと思う。

しかしどうやって...?

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- 私が撫でてたんじゃなくて、ずっと撫でられてたんだな

 

3月、とてもとても大切な存在と急なお別れがあった。

息を引き取る2日前まで最高に可愛い笑顔で駆け寄ってきてくれていたのに、突然体調が悪化し、あっという間に旅立ってしまった。

最後の最後までそばにいてあげられたのはよかったけれど、苦しむ姿が脳裏に焼き付いて、仕事以外の時間は泣いてばかり。

数週間経った今も1日に何度も涙が出てきて、体は鉛を詰められたように重だるい。体の一部をもぎとられたような喪失感。

 

ずっと私が撫でてあげていると思ってたけど、撫でられているのは自分のほうだったんだなと思う。

会いたくてたまらない。