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こんにちは、そみ(@somi_koguma) です。
私は韓国語を勉強し始めて約11年たつんですが、2年目ぐらいの頃に、気分転換も兼ねて、韓国語で書かれた本を読み始めまして。
韓国語で書かれた本を読む習慣をつけたことによって、教材だけで勉強していた頃に比べて語彙力や読解力が飛躍的にアップし、楽しみながら韓国語の実力を伸ばしてこられました。
そして現在、韓国本オタクとしてブログ、SNSでよく本のことを発信をしているんですが、韓国本をまだ読んだことがない方からおすすめを聞かれることがたびたびありまして。
今回は
- 韓国本を読んでみたいけど、いろんな本があって選べない！
- 読みやすい韓国本を探している
- まだ活字ぎっしりの韓国本を読める自信がない.....
- レベルアップのため韓国本を勉強に取り入れたい
といった方に向けて、韓国語初・中級者の方でも比較的読みやすい、韓国本デビューにおすすめの本をまとめてみたいと思います。
※今回紹介するのは韓国語で書かれた本です。
- 韓国本初心者におすすめの本の特徴
- 私は私のままで生きることにした（나는 나로 살기로 했다）
- 頑張りすぎずに、気楽に（ 애쓰지 않고 편안하게 ）
- 怠けているのではなく充電中です。（게으른 게 아니라 충전 중입니다）
- 適度に近い距離 적당히 가까운 거리
- 1cm +（プラスイッセンチ） 일 센티 플러스
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韓国本初心者におすすめの本の特徴
韓国語のレベルがまだ初級〜中級のときに、いきなり難しい内容の小説や詩、専門書を読むのはハードルが高くてですね。
読書自体を楽しめないと、途中で挫折しちゃったり学習効果も出ないので、はじめのうちは負担にならないものを選ぶのがポイントです。
私も今となってはどんなジャンルでも読めるようになりましたが、初中級レベルの頃に小説を読んだらもうさっぱりわからなくて、挫折しちゃった経験があります。
その後小説を一旦諦め、短文のイラストエッセイから始めたんですが、それが読みやすくて！無事、韓国本デビューを果たせました。
てことで今回は、今まで100冊以上韓国本を読んできた経験を元に、以下の条件で初心者におすすめの本をしぼってみました。
- 無理なく継続して読めるよう、ひとつのエピソードの文章が短めであること
- 読んでいて気分があがるものであること（装丁やイラストが可愛い、内容が癒し、ポジティブなもの）
- 身近なテーマであること（人間関係の悩み、心の保ち方など）
では早速この3つの条件に該当したエッセイ本を5冊紹介していこうと思います。
私は私のままで生きることにした（나는 나로 살기로 했다）
おすすめ1冊目は韓国エッセイの定番中の定番『私は私のままで生きることにした（나는 나로 살기로 했다）』です。
BTSのメンバーが愛読していることでも話題になったこともあり、日韓累計145万部を突破したんだとか...！
こちらは生きづらい世の中で、少しでも自分らしく生きるためのヒントが詰まったエッセイで、可愛らしいイラストと温かくも現実味のある人生アドバイスが多くの読者の心に刺さっているのかなと。
私も韓国で刊行された5年前に読んだのですが、人生の分岐点に立たされ揺れまくっていた心をこの本に助けてもらいました。
今でもすぐに手に届く場所に保管し、定期的に読み返しているほど大好きな本で、今まで大切な人達に何度もプレゼントしたりしました。
頑張りすぎずに、気楽に（ 애쓰지 않고 편안하게 ）
おすすめ2冊目は 『애쓰지 않고 편안하게（頑張りすぎずに、気楽に）』です。
こちらは上記で紹介した『私は私のままで生きることにした（나는 나로 살기로 했다）』の著者キム・スヒョンさんが4年ぶりに出した新作エッセイでして。
前作は”人生”にまつわる幅広いテーマでしたが、新作は人間関係にフォーカスした内容でした。
こちらも前作同様可愛らしいイラストとがたくさん載っていて、ひとつのエピソードも比較的簡潔にまとめられています。
韓国語の長文に抵抗がある方でも無理なく読めそうな印象です。
怠けているのではなく充電中です。（게으른 게 아니라 충전 중입니다）
次におすすめするのは『怠けてるのではなく充電中です（게으른 게 아니라 충전 중입니다）』 というエッセイ。
不安、無気力、憂鬱、疲労などのネガティブな感情で頭がいっぱいになったときの対処法や、頑なになった思考を緩めてくれる言葉がたくさん載っている1冊です。
「自分は何でこんなにダメなんだろう」「どうしてみんなのように頑張れないんだろう」とすぐに自己嫌悪に陥りがちな方や、気力も体力も少なめですぐに消耗しちゃうな方におすすめのエッセイです。
適度に近い距離 적당히 가까운 거리
『怠けてるのではなく充電中です（게으른 게 아니라 충전 중입니다）』 をお書きになったダンシングスネイルさんの新刊、『適度に近い関係 - さみしくも疲れもしない、あなたと私の距離』 も韓国本初心者の方におすすめの1冊。
孤独でもなく、かといって疲労しすぎることもない、人との適度な距離感について書かれており、人間関係にすぐに白黒をつけがちな方や、こじれた関係を中々手放せない方に響く内容だと思います。
人間関係という誰にとっても身近なテーマなので、途中で飽きることなく読み進められますし、ダンシングスネイルさんの挿絵にも癒されます。
1cm +（プラスイッセンチ） 일 센티 플러스
最後に紹介するのは『일 센티 플러스1cm+ 一センチプラス- 人生に必要な 1cmを探しに行くクリエイティブな旅程』です。
毎日同じ生活を繰り返していると、つい偏った物差しで他者や自分を捉えるようになってしまいますが、そういったときにスッと視点をずらしてくれるのがこのエッセイの魅力。
頭に新鮮な空気を吹き込んでくれます。
こちらは今回紹介したエッセイ本の中で一番イラストが多く、まるで絵本のよう。部屋に置いていても可愛いです。
韓国語の教材で勉強するのが億劫な日はこういった本を手に取り、楽しみながら韓国語の読解力をアップさせるのもいいかもしれませんね。
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★★★
ということで今回は初めて韓国語本を読む方におすすめのエッセイを5冊まとめてみました。
読みやすさを重視でピックアップしましたが、本文の韓国語レベルが低いわけではないので、その点はご注意を！辞書片手に少しずつ読んでみてくださいね。
是非、普段の韓国語学習に読書を取り入れて、楽しみながら韓国語力アップを目指してみてください〜！
